過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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745
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:50:15.14 ID:fuTWsXwH0
汀はそんな大河内の様子をにやにやしながら見ていた。
そして口を開く。
「せんせ約束だよ。何でも言うことを聞くんだよ?」
以下略
746
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:50:50.80 ID:fuTWsXwH0
「汀ちゃん、そういうのは大人になってから……」
「私もう大人だもん」
汀はそんな言葉を意に介さず、嬉しそうに言った。
以下略
747
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:51:30.77 ID:fuTWsXwH0
汀は一瞬ポカンとすると、すがるように圭介を見た。
「本当?」
「本当だ」
以下略
748
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:52:24.84 ID:fuTWsXwH0
「……ああ、約束だ」
「うふふ」
よほど嬉しいのか、汀が満面の笑顔になる。
以下略
749
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:53:06.96 ID:fuTWsXwH0
★
「……驚いた。私のことを好いていることは知っていたが、
まさか結婚まで考えていたとはな……」
以下略
750
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:53:49.90 ID:fuTWsXwH0
圭介のゾッとするような冷たい声に、
大河内の目が厳しくなった。
彼は腕組みをして圭介を見て、
そしてせせら笑うように言った。
以下略
751
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:54:21.60 ID:fuTWsXwH0
そして歯を噛んで大河内を見る。
「どの口がそれをほざく」
「悪いが、お前よりも、私はあの子のことをよく知っていてね」
以下略
752
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:54:57.61 ID:fuTWsXwH0
「それでも、相応のリスクは負わなければいけないからな。
最低限のことは知っておきたい」
圭介はそう言って資料をめくった。
以下略
753
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:55:33.91 ID:fuTWsXwH0
「何だ?」
「理緒ちゃんをサポートにつける。
赤十字から、あの子の管轄を俺に回せ」
以下略
754
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/23(火) 21:56:12.50 ID:fuTWsXwH0
「さぁな。
だが、『役に立つ道具』は一つでも多い方がいいからな」
圭介はそう言って、グラスの中の麦茶を、
一気に喉に流し込んだ。
以下略
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