過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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818:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/24(水) 19:47:49.36 ID:vFBSZDNN0
目を丸くした岬にそれを放って渡し、一貴は息をついた。

「こんなことも」

彼は砂の中に手を突っ込んだ。

そして中から、長大な日本刀を抜き出す。

「嘘……」

呆然としている岬を尻目に、一貴は日本刀の刃をじっと見つめた。

「『ここにある』と『錯覚』するんじゃなくて、
『実感』するんだ。そうすれば、夢は現実になりえる」

それを聞いて、岬は自分も砂を握りこんで、
目を閉じて何かを念じた。

そして手を開く。


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