過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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848
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三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:07:17.75 ID:vFBSZDNN0
「家の外に出て、早く!」
スカイフィッシュが手を振り、ソフィーの持つ木片を弾き飛ばした。
そしてチェーンソーを振り、ソフィーの肩に振り下ろす。
以下略
849
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:08:03.41 ID:vFBSZDNN0
圭介がヘッドセットに向かって怒鳴る。
しかし理緒は、泣き顔のまま地面にへたり込んで、
自分を守るように四肢を固める小白を見た。
以下略
850
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:08:49.51 ID:vFBSZDNN0
そしてその肩を強く振った。
「ソフィーさんは、私たちのためにここに来ました!
あの男の人を倒せるのは、汀ちゃんだけです!
だから目を開けて!」
以下略
851
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:09:22.19 ID:vFBSZDNN0
そこで、また、家の奥から、
スカイフィッシュがドクロのマスクを出したのが見えた。
一部が破れて、中身が見えるようになっている。
以下略
852
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:09:58.39 ID:vFBSZDNN0
スカイフィッシュはボロボロで血まみれの服のまま、
チェーンソーを肩に担いで、ゆっくりとこちらに向かって歩いてくる。
圭介がそこで大声を上げた。
以下略
853
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:10:36.73 ID:vFBSZDNN0
理緒は無我夢中でポケットに手を突っ込んだ。
そこで、カサリという音がして、
何か紙のようなものが手に当たる。
以下略
854
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:11:09.19 ID:vFBSZDNN0
そのかすむ視界に、右半身が吹き飛んで、
奇妙なモチーフのようになってグラグラと
揺れて立っているスカイフィッシュがうつる。
「うっ……」
以下略
855
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:11:45.68 ID:vFBSZDNN0
★
「一体……何が起こったんですか……?」
顔色を真っ青にして、理緒は点滴を受けながら、
以下略
856
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:12:23.37 ID:vFBSZDNN0
「私たちをあんなところに送り込んでおいて、
よく無表情でそういうことが言えますね」
理緒にしては珍しく、怒りを前面に押し出した口調だった。
以下略
857
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:12:56.81 ID:vFBSZDNN0
「……参ったな。完全に俺が悪者か」
「小白がいなきゃみんな死んでたよ」
汀が淡々とそう言って、膝の上で丸くなっている小白を撫でる。
以下略
858
:
三毛猫
◆E9ISW1p5PY
[saga]
2012/10/24(水) 20:13:26.24 ID:vFBSZDNN0
怪訝そうに理緒が聞くと、汀は頷いて言った。
「誰?」
「赤十字病院のお医者さん。二年位前に、
以下略
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