過去ログ - 少女「治療完了、目を覚ますよ」−オリジナル小説
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932:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:00:18.97 ID:CgQnpWSV0
「そんな……酷い……」

「酷くなんてないさ。ただ、そんな赤ん坊同然の君達が、
出来ることはダイブだ。
だがそれさえも、俺達の補助がなければ出来ない。
以下略



933:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:00:51.94 ID:CgQnpWSV0
「大河内先生、何とか言ってください!
この人……この人おかしいです!」

「…………」

以下略



934:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:01:51.46 ID:CgQnpWSV0
黙り込んだ大河内に、すがるように理緒は言った。

「同じ徹って……何ですか?
高畑先生はおかしいです!
大河内先生、何とか言ってください!」
以下略



935:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:02:25.14 ID:CgQnpWSV0
「質問に答えてください!」

「興奮しないほうがいい。お互い体力もかなり低下している」

理緒をなだめてから、大河内は続けた。
以下略



936:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:03:12.19 ID:CgQnpWSV0
「逃げではない。自分の身を守るんだ。
ソフィーも、高畑の計画で手痛くやられてしまっている。
沢山の命も失った。安全な場所に避難するんだ。
自分から、最も危ない場所に飛び込んでいくことはない」

以下略



937:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:03:56.72 ID:CgQnpWSV0
「汀ちゃんは……
ソフィーさんは、目を覚ますんですか……?」

「ソフィーは先ほど目を覚ましたと聞いたよ。
面会できるほど回復はしていないが……
以下略



938:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:04:27.19 ID:CgQnpWSV0
「あのテロリストの子……ナンバーXさんは、
汀ちゃんのことを狙ってました。
でも、言ってたんです。私の夢座標も欲しいって……」

それを聞いて大河内は顔色を変えた。
以下略



939:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:05:00.36 ID:CgQnpWSV0
「休めないです! 私の夢の中にもスカイフィッシュが出てきたら、
私どうすればいいんですか?
汀ちゃんも……マインドスイーパーの子達もいない……
小白ちゃんも私の夢には入ってこない……
私、一人ぼっちじゃ……」
以下略



940:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:05:30.94 ID:CgQnpWSV0
「怖い……怖いです……」

肩を抱いて震えだした理緒の頭を撫で、大河内は息をついた。

「君がちゃんと眠れるまで、私がそばについていてあげよう。
以下略



941:三毛猫 ◆E9ISW1p5PY[saga]
2012/10/25(木) 18:07:34.92 ID:CgQnpWSV0


お疲れ様でした。

次回の更新に続かせていただきます。
以下略



942:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/10/25(木) 18:08:12.42 ID:HO2hl3Jt0

相変わらずのクオリティ


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