過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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35: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/10/21(日) 13:03:16.67 ID:Nr5sdqH4o
 工場近辺で魔女の魔力を感じた私は、急いでその場に向かった。

 するとそこには、まどかと一緒に佐倉杏子と美樹さやかがいて、まどかの事を差し置いて何か言い合いをしていた。
私がその場でずっとその様子を見守っていると、とつぜん二人が武器を創り出して殺し合いを始めてしまった。

 二人が武器で斬り合おうとしたその時、まどかが二人の間にいきなり割って入ってしまい、私は相当焦ってしまった。
 このままではまどかが危ないと思った私は、すぐに時間を停めて二人の武器を地面に払ってまどかの足元近くに刺してあげてから、
その場を離れて時間を再び動かした。

 佐倉杏子と美樹さやかは、自分の武器がまどかの横に刺さっているのを見て、相当焦っていたように私には見えたわ。
それですっかり興ざめした杏子はその場を後にしてしまった。
 もうこれ以上は、心配する事は何もないだろうと考えた私は、その場を後にした。



 それから三日ほど経った日、私は巴マミの魔力の波動を探して公園へと来ていた。
その公園の奥に、巴マミの魔力と魔女の魔力の波動を感じたので、その場へと移動した。
 すると、案の定魔女の結界があったのですぐにその中に私は入り込んだ。
その結界内は白と黒の二色の影で構成された様な世界だった。しばらくその結界内を探索しているその途中で巴マミを発見したので、
私は早速彼女に声を掛けた。

「居たわね、巴マミ」

「あら、貴方はたしか……暁美ほむらさん……ね」

 何故か巴マミは、嬉しそうにこちらを向いてきた。私があんなにひどい事をしてきたと言うのに。

「巴マミ。あなたは私があなたにしてきた事をもう忘れてしまったのかしら」

 私がそう言うと、巴マミは悲しい表情を浮かべながら俯いてしまった。

「そうね……。覚えているわ。一番初めに会った時には、あなたを疑ってしまってあんなひどい態度をとってしまった事……。」

 まああの時はまだ、巴マミはキュゥべえの事を信頼していたから仕方がないと私は思った。

「でもあなたはお菓子の魔女結界では、魔女に殺されそうになっていた私の事を助けてくれたわ! その節は本当にありがとう!」

 巴マミが嬉しそうに私にお礼を言ってくれたので、私は優しい表情を浮かべて彼女に向けた。

「いいえ、同じ魔法少女として当然の事をしたまでよ」

 私がそう言うと、また巴マミは悲しそうな顔をしてしまう。

「……でもあの時、私はあなたにどう声を掛けたらいいのか分からずに一瞥して、その場を去ってしまった」

「そう……。でもそれは仕方がない事だわ」

「いいえ。仕方なくなんてないわ!」

 巴マミのその感情を込めた叫び声を最後に、しばらく私達の間に沈黙が続いた。
 そして、落ち着いた巴マミが先に口を開く。

「あの……あの時は助けてくれて本当にありがとう! ……私、貴方がいなかったら今頃は! そして……今まで貴方を疑う事しかできなくて本当にごめんなさい!」

 そう言いながら巴マミは、申し訳なさそうに深々と私に頭を下げてきた。流石にそこまで言われてしまうと私も申し訳なく思ってしまい、
遠い昔の記憶を思い出してしまう。
 まどかや巴マミと一緒に魔女と戦ってきたあの懐かしい日々を。その事を思い出してしまうと、
私の中に自然と優しい感情が芽生えそうになる。

「……巴さん。どうか頭を上げてください。あの時は私も言い方も悪かったんです。……でも、私にはああするしか」

「暁美さん……。貴方は一体……」

 私の口調が変わった事に驚いたのか、巴マミはとても驚いていた。

「……話は後です。奴らが私達の魔力に反応して来たみたいですから!」

 私はデザートイーグルを取り出して、巴マミの後ろに突如現れた黒い蛇のような使い魔を正確に撃ち抜いた。
すると、使い魔はサラサラと消滅してしまった。

「うふふ、そうね。今日はなんだか気分がいいし、暁美さんも一緒だから三分も掛からずに終わらせそう!」

 巴マミはというと、マスケット銃を二丁創り出し、私に左右から飛び掛ろうとする黒いうさぎ頭の蛇の様な使い魔達を見事に撃ち抜き、
消滅させた。

「ええ、今の巴さんなら二分でもいけそうですね!」

 私はこの時とても気持ちが良くて、何とも言えない最高の気分になっていた。

「うふふ、ありがとう。さあ暁美さん、行きましょう!」


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