過去ログ - まどか「杏子ちゃん、それはちょっと食べすぎじゃない……?」
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88: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:06:35.44 ID:chkKyzhGo
 すると、ここで立ち話をするのも何だからといった様子の鹿目さんが、私を居間へと案内してくれるそうだ。
 そして居間へ移動する鹿目さんの後ろに私は着いていった。

「ここが居間です。ささっ。どうぞ入ってくださ〜い」

以下略



89: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:15:42.54 ID:chkKyzhGo
「あら、ばれちゃった?」

「はい! わたしの事を導いてくれたのは、ほむらちゃんですからね!」

 鹿目さんは暁美さんの話をする時いつも楽しそうにしているので、聞いているこちらの方がこそばゆくなってしまう。
以下略



90: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:20:52.20 ID:JBM34lSAo
 そして、鹿目さんは少し寂しそうに私にそう言った。

「ええ? そうなのかしら……」

「マミさんのおっぱい、重たそうですもんね」
以下略



91: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:27:14.41 ID:JBM34lSAo
「マミさんのおっぱいはどうしてそんなに大きくなったんですか?」

(自分の胸の事を気にしているのかしら? 今の鹿目さんの胸の大きさ、とっても羨ましいのに……)

 胸の事で悩んでいる鹿目さんの為にも、とにかく私は思い当たる事を考えてみた。
以下略



92: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:34:25.14 ID:QGHlCYevo
「あ、パパの声だ。いつのまにかもうこんな時間だったんだね。それじゃあ御飯を食べに行きましょうマミさん!」

「ええ」

「ほおら、タッくん。もうすぐ御飯だから起きて〜」
以下略



93: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:41:27.78 ID:QGHlCYevo
「あっ! いいえ! 鹿目さんのお父さんは何も悪くありませんっ! 私はただ、
自分の事をあれこれ考えてしまっていい子なのかなとか思っただけですからっ!」

 鹿目さんのお父さんは、私の話を聞いて何かに気付いた様にハッとしていた。

以下略



94: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:49:48.21 ID:iMajLsD9o
「好き嫌いが無くてタッくんは偉いなー! パパは嬉しいぞ」

「うれしーぞー!」

(ああ……。タツヤくんを見ているだけでなんだか癒されるわね……)
以下略



95: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 21:56:37.13 ID:iMajLsD9o
 鹿目家のみんなに注目されて私はとても嬉しかったけれど、恥ずかしくもあったので複雑な気持ちだった。

「ええと……。そんなに注目されると恥ずかしいです……」

「おっと、ごめんよ〜。それじゃあ、パパの料理を食べながらゆっくりと会話しようか」
以下略



96: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 22:09:04.83 ID:iMajLsD9o
 そう言えば私は、自分が恥ずかしくて鹿目さんの事を名前で呼んでいなかった事を、彼女から聞いて思い出してしまう。

「あっ……。えっと……それはね……。近い年の子の事を名前で呼ぶのがとても恥ずかしかったから……」

 どうしてか分からないけれど、私には年の近い子を名前で呼ぶのが恥ずかしく思えていた。
以下略



97: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 22:17:19.83 ID:fvCY9+8Qo
「それで、あなたは今自分を責めるような発言をしたわよね?」

「あう……。はい……」

 まどかさんは、私の突飛な発言に対しても、素直に聞いてくれていた。
以下略



98: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 22:25:26.88 ID:fvCY9+8Qo
 私は自分の髪を少しいじりながらまどかさんにそう言った。

「そういうものなんでしょうか」

「ええ、そういうものよ。それにほら、私が髪を解いてもある程度巻いた後がついてないかしら?」
以下略



99: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/01(木) 22:32:49.40 ID:fvCY9+8Qo
 つい私は、まどかさんの寝顔を眺めながらニヤニヤしてしまった。

「も〜う、そんなに見つめないでよ〜。ほむらちゃん……! スー……スー……」

 すると、いきなりまどかさんから声が聞こえてきて私は心臓が飛び出しそうになるほど驚いてしまった。
以下略



100: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:09:08.78 ID:i3/yMzNfo
これで終わりだよ


101: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:10:56.86 ID:i3/yMzNfo
 ダイニングへとやって来た私は、詢子さんにテーブルに座るように言われて待ち続けていた。

「はい、熱いココアだよ」

 すると詢子さんは、とても温かいココアを私に持ってきてくれた。
以下略



102: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:18:48.54 ID:XBRoDm8ho
 詢子さんにそう言われた私は、嬉し恥ずかしくなり少し俯いてしまった。

「そんな……。カリスマだなんて……」

「ふふ。あたしの勘は意外と当たるんだよお?」
以下略



103: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:26:45.47 ID:K4KVUEBGo
 そして私はつい嘘をついてしまった。詢子さんは笑いながらも、少し悔しそうな表情で話の続きを始めた。

「あはは。確かに人は多かったねえ。まあそれはイイとしてさ。
まどかのやつトイレに行くって言っておきながら一人で外に出ようとしたんだ。外はすごい大嵐だってのにね」

以下略



104: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:34:01.64 ID:0vugR2Vho
 不意に詢子さんが時計を見て、ハッとしていた。

「おっと、もうこんな時間だ。ありがとね。こんなオバさんのお節介話しに長々と付き合ってくれてさ」

 詢子さんは申し訳なさそうに私にそう言ってくれたので、私は詢子さんに会釈をしてしまった。
以下略



105: ◆GnIWQD74f.[saga]
2012/11/11(日) 20:39:34.02 ID:zBE4O2P9o
「えっと……。どこも痛くありません」

 まどかさんはそう言うけれど、わたしは念の為に彼女の身体の隅々を見た。それで本当に怪我はなさそうだったので、ホッとしてしまった。

「ふう……良かったわ。それにしても……。まどかさんたら寝相が悪すぎるわ」
以下略



106: ◆GnIWQD74f.[sage]
2012/11/11(日) 21:12:59.87 ID:ZJo2a5F1o
少し遅くなっちゃったけど今まで読んでくれた人へ。ありがとう!

自分が忙しくなければ、また何時か会いましょう。


107:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/12(月) 00:38:27.80 ID:ZnVW+A5eo
乙!
詢子さんには嘘をつけねえ


108:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/11/14(水) 04:01:04.51 ID:KWxOSYODO
おつおつ


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