過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U
↓
1-
覧
板
20
829
:
◆H7NlgNe7hg
[sage saga]
2013/02/25(月) 03:20:14.76 ID:G92jtprSo
◇
ラウラ「むう……」
最近のラウラは迷走していた。
それと言うのも、以前より増して一夏が構わなくなったからだった。
場所はデパート。
1人、洋服売り場で口を三角形に歪ませて唸り声をあげていた。
ラウラ「私1人では、無理だな」
そう判断するとポケットから携帯電話を取り出し、コールする。
相手は勿論、頭脳明晰な参謀である“クラリッサ”であった。
クラリッサ『はい、クラリッサです』
ラウラ『うむ。私だ』
堅苦しい声質での応答。
何時も通りの受け答えである。
クラリッサ『ご用件はなんでしょうか』
ラウラ『重大な事案が発生した』
クラリッサ『……“織斑 一夏”関係のことですね?』
ラウラ『あぁ』
重大な事案。
部下であるクラリッサはそう言われ、瞬時に理解した。
ラウラは出来る軍人である。
大抵のミッションであれば単独でクリアし、最優秀の成績を収めることが出来るスペックを誇っていた。
そのラウラが重大とつけるほどの事案。
となれば、それは“織斑 一夏”関係のことに他ならない。
クラリッサ『時期は正にクリスマス。正念場ですね?』
ラウラ『まさに。私はどうしたら良い? 今、洋服売り場にて交戦中だ』
クラリッサ『……』
しばし頭を捻る。なぜ、洋服売り場にラウラはいるのか。
決まっている、服を買いに来たのだろう。
軍服と制服以外の持ち合わせはほとんどない少女。
クリスマスに着飾る服を用意するのは当然のことだ。
しかし、ここで疑問が一つ過ぎる。
勝負服を購入し、それを発揮する戦場は出来ているのか。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/724.46 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - Steins;Stratos -Refine- U -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1350591118/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice