214:第14巻[sage saga]
2012/11/27(火) 23:16:06.64 ID:bnIlX55DO
上条は考え、覚悟を決めた
目の前の人の山の流れに逆らって突破しない限り、教皇庁宮殿へは辿り着けない。
そして、どのみちそこへ行かなければ問題は解決しない。時間が長引けば長引くだけ、みんなが傷ついていくのだ!!
神浄「幻想奥義……」
神浄が弓なりに右腕を引くと、体から黒い波動(幻想力)が飛び出し、手の平の真ん中に凝縮していく
暴徒Z『ヤツは、テッラ兄さんと青髪兄さんの仇だ! リア充ツンツン頭を殺せぇぇ!!!』
暴徒×700『わああああああああああ』
正面にいた暴徒が一斉に動いたその時!!
神浄「幻想放射!!(イマジンブラスター)」
掛け声と共に右手を前に突き出し、凝縮した幻想力を全て解き放った
暴徒Z『ちっくしょおおおお!!』
暴徒×700『ちっくしょおおおお!!!』
放たれた力は、神浄のいる場所から扇形に数キロ先まで広がり、正面にいた暴徒の大群を全て吹き飛ばし、神浄の左右にあった建物や離れた教皇宮殿も全て破壊しつくすと…
神浄「よし!」
放出する手の平を、グッ! と握り、放出をやめた
上条「行くぞ、五和」
五和「え……?」
上条「背後の暴徒はまだ何百人も残ってんだ。アイツらが怖じけづいてる内に、さっさとC文書を壊さねえとキリがねえだろ」
五和が振り向くと、大規模な暴動の渦がゆっくりと迫ってきていた
五和はわずかに逡巡したが、やがて上条に向かって頷くと、二人は教皇宮殿へ向かい走り出した。
五和・浦上(上条さん……天草素敵)///
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