32:第三巻[sage saga]
2012/10/25(木) 21:11:00.38 ID:KA8xofyDO
〜とある操車場〜
一方「……、おい。この場合、『実験』ってなァどうなっちまうンだ?」
一方通行は凍りついたままポツリと尋ねてきた。
御坂妹は砂利の上を這って移動し、一方通行の見ているものを、視線で追い駆けた。
御坂妹「あなた…は…」
上条「……離れろ…」
上条「今すぐ、御坂妹から離れろっつってんだ。聞こえねぇのか」
一方「……、ホン」
上条「ぐちゃぐちゃ言ってねえで離れろっつってんだろ、聞こえねぇのか三下ぁ!!」
一方「……オマエ、ナニサマ? 誰に牙剥いてっか分かって口開いてンだろォなァ、オイ!…って」アレェ?
……上条当麻が、一方通行の前から姿を消した
一方「な…!? どこに行きやがったァ! さっきまで…そこにィ」
上条「…残像って知ってるか?」
一方「!!!」
そう…一方通行が話していたのは残像だった…本物の上条当麻は、彼の背後にいた!
上条「悪いな。お前の話があんまりにも長かったからな…」
上条「返してもらったぜ……悲劇の御坂妹姫!」
御坂妹を抱きかかえた、上条当麻が立っていた!!
一方「……、ヘェ。オマ」
上条「勝手に死ぬんじゃねえぞ、今からお前を助けてやるからな」ギュ!
御坂妹「……ハイ、とミサカは王子様のお姫様抱っこに心を奪われます」///
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