過去ログ - 見習い魔法使いのいつもと違う一日
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7:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/11/05(月) 22:31:08.94 ID:kZDZdb8No

 屋根裏に引き返すと、タビはまだそこで丸まっていた。
 師匠を起こしに下りる前と少しも変わっていない。
 師匠はそれを見てやっぱり眠そうにぼりぼりと頭を掻く。

「少しも変に見えないけど」
「変ですよ。タビが丸まって寝てるなんておかしいですもん」
「猫は丸まって眠るものじゃないかな」
「タビはもっとでべろんとしてますよ」

 でべろん? 師匠が首を傾げた。
 構わずリリーは続ける。師匠にいまいち言いたいことが伝わらないのはいつものことだからだ。

「それにタビ、いつもならもっと早く起きてます」



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