過去ログ - 恭介「可愛い暁美さんが、急にかっこよくなった」
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◆27HdnWZWvs
[saga]
2012/11/21(水) 00:22:46.25 ID:cRoCu5jAO
普段のループならまどか達が来るのだが、今回は私がその役目らしい。
巴マミの家に招かれるのはいつ振りだろうか、ほとんどのループで敵視され、まともに会話をしたのすら久しぶりだ。
マミ「紅茶でよかったかしら?」コトッ
ほむら「ええ大丈夫よ」
マミ「はいどうぞ、今日はスフレを作ってみたのよ、お口に合えばいいのだけれど」コトッ
ほむら「いただくわ」カチャ
前にこうして彼女のケーキを食べたのは、いつだったかしら?
マミ「それでいくつか聞きたい事があるのだけど」
ほむら「何かしら?」
マミ「私と争うつもりは無いのよね?なら協力してくれるつもりはあるかしら?」
ここが第一の関門、最初の勝負所だ。
ほむら「あなたがそれを望むのなら、私は構わないわ」
マミ「じゃあ一緒に魔女退治をしてくれる?」
ほむら「一人よりも二人の方が安全だもの、断る理由は無いわ」
マミ「使い魔でも見つければ倒すのよ」
ほむら「私にも守りたいものがあるわ、それを守ることに繋がるのなら、しっかりと倒すべきよ」
巴マミはしばし考え込んでいる、この会話だけで信用を得るのは難しい、だが少なくとも敵ではないと認識させなければ。
彼女がどういう判断を下すか、それによって私も方針を決めることになる。
マミ「いいわ、じゃあ一緒に魔女退治をしましょう」
ほむら「私を信用してくれるの?」
これは少し意外な反応だ、いくら仲間を欲しがっていると言っても、会ったばかりの私を認めてくれるとは。
マミ「暁美さんの守りたいもの、大切な人がいるのね」ニコッ
ほむら「どうしてそう思うの?」
マミ「だってそう言った時のあなたの目、とても優しい目をしてたわ、そんなあなたが悪い子には思えないのよ」
ほむら「……ありがとう巴さん」
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