過去ログ - 垣根「君が教えてくれた花の名前は――」
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◆1yXtrQq8OHOj
[saga]
2013/05/13(月) 03:59:50.80 ID:eDtp/jlAo
その下着すらも無理矢理上にずらす。
自由な右手を露わになったふくらみのひとつに持って行き、もう片方には舌を這わせる。
右手でギリギリ揉めるサイズのそれらを揉みしだき、舌で先端の突起を転がす。
絹旗から小さく嬌声があがった。
右手を小さな快感から離し、腹をなぞる。
そして、下腹部へと伸ばした。
チラリと、視線を絹旗の顔に向けると――絹旗は泣いていた。
その涙が、垣根に理性を取り戻させる。
勢いよく絹旗から一歩引くと、自分の最低の行為を理解したように固まる。
――俺……なにを、やって……。
「私、魅力……ない、ですかね?」
涙を零しながら、絹旗は無理矢理笑った。
「――ッ!」
反射的に、抱きしめていた。
今度は、優しく、大切なものを抱くように……。
「最、愛……おれ、最低だ……。
ごめん……おれ……なんて、こと……」
絹旗は迷わず垣根を抱き返す。
「気にしなくて良いですよ。
帝督が性欲魔人なのは知ってますから。
私は、帝督をもう拒絶したくない。
帝督が、大好きなんです。
だから……私から……逃げないでください」
力一杯垣根に抱きついた。
垣根も、これ以上絹旗を傷つけぬようにと、抱きしめる。
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