888: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:04:16.51 ID:hWToRdhWo
「戦わないもの」
「敵が来たらどうするの?」
889: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:04:44.95 ID:hWToRdhWo
「千早ちゃん自身のためにも」
「……わかったわ。でも使い方なんてわからない」
890: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:05:54.51 ID:hWToRdhWo
2年もやってきたから体力はついてきたけれど
私にはこれをちゃんと扱えるのかしら……。
それから私はここがどの辺りに位置する場所なのかを教えてもらい
891: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:06:31.16 ID:hWToRdhWo
そしてこれからどこに向かうのかと言うとまずは国境を南に下り、
それから首都であるバンナムに一度向かうということ。
892: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:07:05.74 ID:hWToRdhWo
「そう、いいよ」
「はっ……! えぇいッ!」
893: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:08:14.49 ID:hWToRdhWo
春香はゆっくりと教えてくれた。
「助けたい人が助けられない時、私自身が戦えたらって思ったことがあったの」
894: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:09:14.76 ID:hWToRdhWo
少し自虐的な風に言ったけれど、
春香は嬉しそうにそう話していた。
本当に嬉しそうに。
895: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:09:46.58 ID:hWToRdhWo
「行くよ千早ちゃん。準備いい?」
「ええ、春香。大丈夫よ」
896: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:11:56.03 ID:hWToRdhWo
そんな風に寄り道を重ねながらナムコ王国の首都。
バンナムに向かうこと2年が経過していた。
897: ◆tFAXy4FpvI[sage saga]
2013/03/21(木) 17:12:50.96 ID:hWToRdhWo
そんなある日。
いつものように早朝から移動をしていると、
とある集団の拠点としている場所へ到達した。
それは軍隊だった。
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