49: ◆1XmsYbpRzk[saga]
2013/01/07(月) 23:58:31.64 ID:WfsBKCZR0
白銀の甲冑と青い肉体が対峙している。
互いに互いを認め合うほど、両者の戦闘技術は高い次元で拮抗していた。
ランサー「貴様、剣士だな?」
???「さぁな。槍かもしれんし、斧かもしれんぞ?」
ランサー「ぬかせ、セイバー」
セイバー、と呼ばれたサーヴァントの声はどこまでも澄んでいて、ガラスの月のように青い瞳は確かな闘志を秘めている。
まるで、伝説に謳われる女神のようだ。
二人の緊張が次第に高まっていく。
特にランサーの方には、今までの戦闘をかき消すような魔力が禍々しい槍へと洪水のように流れ込んでいる。
言わずともわかる。これこそ、サーヴァント最大の絶技にして切り札、「宝具」。その解放の前触れだ。
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