24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 01:37:00.02 ID:zeJEQrkI0
天井から吊り下がっている広告「グレートな夏の宝くじ」は、今まさに、パチパチという音を立てて燃えているところなので、一等がいくらなのかわからなくなっていた。
―――べこんッ。
天井がまた音を立てて、凹んだ。
俺の足元まで揺らす衝撃。
やはり天井に、いや天井の上に何かいる。
そう確信した時だった。
視界が明るくなる。
いや、眩しくなった。
風が吹いて、車内の煙を乱した。
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