過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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2012/12/05(水) 00:50:19.58 ID:RLjbm7yt0
少女の身体を己の胸に抱き寄せ謝罪する騎士を女騎士も女魔法使いもただ黙って見守っていた。彼女らが抱いている思いも騎士と全く同じものだったから……。
しばらく少女を抱きしめたあと、騎士は彼女を己から離し、その手を引いて外に出た。
騎士「一度他に生存者がいないか確認しよう。それから、先遣隊や人々を襲った敵の痕跡があるのなら見落とさないように。こんなこと、ただ事じゃない。恐らく軍部が総出で取り掛かる自体になる可能性が高いからな。情報は少しでも多く持ち帰れる方がいい」
以下略
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2012/12/05(水) 00:50:46.43 ID:RLjbm7yt0
女騎士「了解。それじゃあ、後で」
女魔法使い「ええ、また後で」
女騎士は生存者の捜索、女魔法使いは何か痕跡が残っていないか調査、そして騎士は少女の手を優しく握りしめてその場から動かないでいた。
以下略
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2012/12/05(水) 00:51:12.29 ID:RLjbm7yt0
それから四半刻が過ぎ、二人が騎士の元へと戻ってきた。結果は騎士の予想通り。生存者は他にいなかった。そして、僅かに期待していた敵に関する情報も何一つ手に入れることができなかった。
騎士「行こう。これ以上ここにいてもしょうがない」
そう言って少女の手を引いて都市部に向かおうとする騎士。だが、そのまま付いてくると思った少女がその場に立ち止まったままだったため、騎士は一旦足を止めた。
以下略
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2012/12/05(水) 00:51:45.91 ID:RLjbm7yt0
……
…
――遠く。
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2012/12/05(水) 00:54:34.70 ID:Y3y8G+zTo
乙
追いついたと思ったら更新されてて驚いた
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2012/12/05(水) 00:55:18.04 ID:RLjbm7yt0
これで戦乱の予兆話は終わりです。次はエルフの過去話になります。
なんというか、話がかなり長くなってきて、しかもまだまだ本編に入る兆しが見えない。
以前に終わったのも過去編の途中でして、いったいどれくらい書いたのかな? と疑問に思ったので、先ほど文字数数えました。
そうしたら、全部で十六万字ありましたw ライトノベル一冊分より多かったです。
一応寝落ちしなければ今日で今までの分は全部あげようと思っておりますので、どうぞお付き合いください。
以下略
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2012/12/05(水) 00:56:41.31 ID:RLjbm7yt0
>>518
ありがとうございます。追いついていただいてなんですが、あと三話残っております。
多分文字数的には四万〜五万ほどありますので、そちらをあげるのを待っていてください。
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2012/12/05(水) 00:58:06.19 ID:RLjbm7yt0
騎士が女魔法使いを連れて旅立った数日後。男とエルフはようやく完成したかつての家へと足を踏み入れていた。
エルフ「わぁっ! 我が家です。ようやく帰ってこれました!」ワクワク
男「随分と綺麗になったね。まあ、中の作りは変わっていないんだけど……」
以下略
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2012/12/05(水) 00:58:35.65 ID:RLjbm7yt0
エルフ「わかってます。わかっているんですけど、こうしたい気分になるんです」テヘッ
男「そんなもんかな〜。よし、それじゃあ僕も」ゴロリ
ゴロゴロ ゴロゴロ
以下略
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2012/12/05(水) 00:59:04.69 ID:RLjbm7yt0
男「そういえば、僕のところにくるまでエルフがどんな生活をしてきたか聞いたことってなかったね。よかったら聞かせてもらえない?」
エルフ「えっ!? えっと……」
男「あ……話しづらいのならいいんだ。奴隷として売られてたってことは辛いこともあっただろうし。ごめん、やっぱり今の質問は……」
以下略
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2012/12/05(水) 00:59:48.63 ID:RLjbm7yt0
……
…
深い、深い緑に包まれた森の中。暖かく、くすんだ木漏れ日が木々の隙間から地面に向かって降り注ぐ。
以下略
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