過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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755:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 01:01:51.76 ID:Xug6tdhF0
女魔法使いがエルフに対しての接し方を考えるようになってから少しの時間が流れた。
エルフの観察という名目上男の傍に残り、まるで通い妻のように毎日彼の家を訪れる女魔法使い。そんな彼女に最初は怯えていたエルフであったが、日が経つに連れて自分の居場所を奪われそうになる危機感を覚え始め、とうとう彼女に対して女同士の戦いを挑むまでになった。

エルフ「――もう、限界です! 女魔法使いさんはどうしてそう男さんの身体にベタベタベタベタと触れようとするんですか!
 そもそも、男さんの隣は私の定位置なんです! 女魔法使いさんの場所じゃないんですッ!」
以下略



756:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 01:02:30.09 ID:Xug6tdhF0
女魔法使い「全く、何を言い出すかと思えば……。
 いいですか? そもそも先生の彼女だとあなたは言い張りますが所詮は彼女≠ナす。今はお互いに気持ちが通じ合っているのかもしれませんけれども、そんなものは時間の経過と共に冷めていくんですよ。
 仕事の多忙、気持ちのすれ違い、より魅力的な異性との出逢い。理由は様々ですが結局のところ彼女なんてものはそんな理由ができてしまえばすぐに気持ちが移ろいでいくものです。
 その点、私は先生に家族と言ってもらってます。家族というのは切っても切れない関係です。その絆の強固さと言ったら彼女なんてちっぽけな存在とは比較するまでもなく強大なものなんですよ」

以下略



757:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 01:03:22.32 ID:Xug6tdhF0
事実だからこそ強い意味を持つ正論をかざすエルフ。これが男関係でなければ女魔法使いも冷静に反論を述べ、相手をへこませるのだが、男にエルフが選んでもらっているという事実は彼女の癇にやたらと触るのだった。

女魔法使い「言うじゃないですか。そこまで言うのなら実力行使で決着をつけてもいいんですよ?」

ジロリとエルフを睨みつけ、脅しをかける女魔法使い。だが、エルフもいつものように引くつもりはないのか女魔法使いの挑発に乗った。
以下略



758:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 01:05:44.53 ID:Xug6tdhF0
さすがに眠たいので今日はここまでで。おやすみなさい。


759:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 07:47:11.83 ID:EVjLaJrTo
乙でした


760:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 09:20:23.04 ID:CiJRnQRIO
なにこれ壁ドン


761:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/08(土) 15:59:58.52 ID:2YFl0Jtho

癒される〜


762:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 20:59:28.04 ID:Xug6tdhF0
>>759
ありがとうございます。

>>760
ドンドンっ! すいませーん、この壁薄いです(`・ω・´)
以下略



763:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 21:57:22.00 ID:Xug6tdhF0
男「それで、決着をつけるんだっけ? それは構わないけどここでやるの?」

男の懇願が通じたのか、エルフと女魔法使いはベッドから出て行った。そして、男も含めて三人で一階に降りた。だが、相変わらず二人の間にはバチバチと対抗心の火花が飛び散っていた。

エルフ「はい! 今日という今日は女魔法使いさんに男さんと私の関係をキッチリと示してやるんです!」
以下略



764:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/08(土) 21:57:49.68 ID:Xug6tdhF0
エルフ「へえ〜そうですか。……男さん! 男さんは胸がある女性とない女性どちらがいいですか?」

急に話題を振られた男は勘弁してくれという気持ちで聞かなかったふりをしていたが、ググッと顔を近づけて返答を迫るエルフに根負けしてとうとう反応を示した。

男「いや、別に僕はどちらでも……」
以下略



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