過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」
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913:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/21(金) 01:41:37.50 ID:abYTtK5o0
 初の実戦ということもあってやはり不安なのか女魔法使いの肩はわずかに震えていた。そんな彼女の肩を男はそっと掴んだ。

男「大丈夫、心配いらないよ。女魔法使いが僕が絶対に守るから」

女魔法使い「……先生」

 そんな二人のやり取りをみて少し疎外感を感じていた騎士と女騎士が会話に加わる。

騎士「おいおい。戦いに参加するんだから女魔法使いはもう俺にとっても仲間だぞ。男一人にいい格好させるわけにはいかねえな」

女騎士「そうだな。成り行きとはいえこうして行動を共にすることになったんだ。これからは互いの背中を預ける関係になっていくだろうし。まあ、今はまだ私たちがその背中を守る番だけどね」

女魔法使い「騎士さん、女騎士さん……」

 ここしばらくでようやく男を介さずとも二人ともコミュニケーションを取れるようになりだした女魔法使いは二人の言葉に喜びを感じていた。
 その証拠に、もじもじと身体をくねらせて頬を染めて視線をさまよわせながら小声でお礼の言葉を二人に向かって呟いた。

女魔法使い「あ、ありがとう……ございます」

 そうして彼らは新しく仲間に入った少女を交えて自分たちを結ぶ絆をより強固なものとした。
 そして、それからしばらくの時間が流れ、ついに状況が動いた。



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