135: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 20:51:53.07 ID:eHuxKcdy0
いや、そもそも。
「人の気配がない?」
136: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 20:56:14.06 ID:eHuxKcdy0
彼女の家族は?
何処に行った?
死んでるにしても、死体は普通あるだろう?
137: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:03:52.91 ID:eHuxKcdy0
つまり、それは――――俺が見たもの、見てきたものが全て
嘘だらけという可能性。
あの日俺が見た生首も。
138: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:08:41.94 ID:eHuxKcdy0
俺は意を決して玄関のドアを開ける。
「…………」
139: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:13:26.94 ID:eHuxKcdy0
一部屋一部屋順番に、丁寧に見て回る。
見て回るが、やっぱり
140: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:14:33.31 ID:eHuxKcdy0
あれ、これって。これって確か……
「マジックミラー?」
141: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:19:52.64 ID:eHuxKcdy0
そして、緊張感が高まると同時に、俺の頭もフル回転で
動き出す。
マジックミラー。
142: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:23:40.42 ID:eHuxKcdy0
「…………」
「誰も、いない、か」
143: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:28:32.88 ID:eHuxKcdy0
「いつからだ?」
いつから、マジックミラーだったんだ?
144: ◆Hh5XlZF2el.N[saga]
2012/12/08(土) 21:32:41.23 ID:eHuxKcdy0
「そうだよ。だったら、なんで親友がいなくなったんだよ!?」
あの時からこの家の窓ガラスがマジックミラーだったなら、
彼女は俺の姿を確認してないはず。
214Res/90.15 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。