過去ログ - 【オリジナル】魔導機人戦姫 第34話〜【なのかもしれない】
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817:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:55:52.31 ID:2G4aw9fto
 しばらくして落ち着きを取り戻すと、五人は昼食を購入し、
 再び先ほどのテーブルを囲んで座っていた。

空「あのクレープ屋さん、商店街からこっちに出店してたんだね」

以下略



818:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:56:36.85 ID:2G4aw9fto
 だが――

真実「あら、勝ち逃げは許しませんわよ?」

 そんな雅美の正面に座った真実が、ライバル心に満ち溢れた視線と声音で呟く。
以下略



819:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:57:07.79 ID:2G4aw9fto
真実「本当にバラバラの進路になりそうですわね」

 先ほどまでの張り詰めた気概を感じさせない様子で、真実は肩を竦めて呟いた。

真実「私は軍か警察の前線オペレーター、佳乃は調理師、雅美は事務……」
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820:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:57:46.35 ID:2G4aw9fto
空「あぅ、それは……」

 さすがにこればかりは言い逃れ出来ず、空は言葉を濁してしまう。

 十万超を上限とした最大出力の魔力を、
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821:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:58:24.83 ID:2G4aw9fto
空「熱系変換が出来なくなると、魔力ってこうなるんだって……」

 空は肩を竦めて呟く。

 彼女としては必死に魔力を熱系変換――炎熱変換や流水変換
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822:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:59:04.50 ID:2G4aw9fto
―4―

 翌日、6月24日月曜の正午頃。
 メインフロート第二層、外郭自然エリア――

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823:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 20:59:46.54 ID:2G4aw9fto
ほのか『そこから約五キロ先に上階層に繋がる内壁通路があるわ!
    そのまま追い込んで、その中に誘導して!』

空「了解です!」

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824:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 21:00:21.81 ID:2G4aw9fto
レミィ「作業溝の外部隔壁はブチ破ったくせに、あんな薄い隔壁は破らないんだな……」

 ゴロゴロと凄まじい速度で転がり続けるイマジンを見つつ、
 レミィは呆れ半分と行った風に呟く。

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825:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 21:00:57.11 ID:2G4aw9fto
明日美『作戦行動中です! 不要な私語は控えなさい!』

 それまで沈黙を保っていた明日美の一喝がコントロールスフィア内に響き、
 空とレミィは思わず肩を竦めた。

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826:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 21:01:31.27 ID:2G4aw9fto
 第二十六独立機動小隊と言えば、
 丁度これから迎え入れる予定のロイヤルガードからの応援部隊だ。

 オリジナルギガンティックを運用している部隊同士、
 イマジンに関する情報は共有している物も多い。
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827:OTかわりまして強化人間がお送りします ◆22GPzIlmoh1a[saga sage]
2014/05/21(水) 21:02:01.97 ID:2G4aw9fto
茜『そのまま隔壁からイマジンを追い出してくれ。
  こちらの連携をお目に掛けよう』

 だが、茜はすぐに気を取り直し、そう言って来た。

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