31:マミの部屋【D】[saga]
2012/12/10(月) 01:28:25.55 ID:eQhNfGr00
マミから基礎的な魔法の使い方を教わったほむらは、魔法少女に変身していた。
さやか「本当にほむらも魔法少女なんだ……」
ほむら「そうですね、私も驚いてます…。それにしても、これからあの化け物と戦っていかなくちゃいけないなんて……」
ほむらは自分達が魔獣達に襲われた時の光景を思い出して、震えていた。
マミ「そこで提案なんだけど…。暁美さん、私と一緒に魔獣退治をしてみない?」
ほむら「え、いいんですか? でも、私みたいな初心者が一緒だと巴さんにも迷惑がかかるんじゃ……」
マミ「後輩の面倒を見るのは先輩としての義務ですもの!
それにね、魔獣退治は一人よりもチームを組んでやった方がやりやすいのよ?
ですから、私が責任を持ってあなたの面倒を見てあげます。だけど、指導は厳しく行うつもりだから、覚悟してね?」
ほむら「は、はい! よろしくお願いします……」
マミ「うふふ…。これで、私と暁美さんの魔法少女コンビ、結成ね!」
そう言ったマミの様子は、心なしか浮かれているように見えた。
さやか「あの…、マミさん」
マミ「えっと、何かしら?」
さやか「その…、魔獣退治ですけど、私も一緒に連れてってもらうことって出来ますか?」
ほむら「えっ、美樹さん!?」
マミ「……そうしたいと思った理由を聞かせて貰えるかしら」
さやか「えっと、まだ出会って間もないんですけど、ほむらの事は大切な友達だと思っているから、出来ればあたしがそばで見守ってあげたいし…。
それに、実は私にも叶えたいと思っている願い事があるんです。だから、二人には迷惑がかかっちゃうかもしれないけど、見学だけでもさせて欲しいなって思って……」
マミ「そうね…。そういうことなら構わないわ」
ほむら「巴さん、本当に大丈夫なんですか?」
マミ「魔獣との戦いがどういうものなのか、もっとその目でちゃんと確かめてみるのも悪くないだろうし、その上で、その願い事が本当に過酷な運命を受け入れてまで叶えたいものなのかどうか、じっくり考えてみるべきなのかもしれないと思ったの。
だから、私は反対しないわ」
さやか「マミさん、ありがとうございます!」
マミ「その代わり、絶対に私や暁美さんのそばを離れちゃ駄目よ?」
さやか「分かってます。マミさん、ほむら…、二人とも、よろしくお願いします!」
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