過去ログ - 雪歩「Next my second stage」
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2012/12/08(土) 16:01:57.67 ID:0KUmoCc30
雪歩「つ、ついた……」
さすがに二回目の全力疾走となると、真ちゃんみたいな体力がない私はへろへろになって、
プロデューサーの病室の前で一息つかざるをえませんでした。
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2012/12/08(土) 16:02:37.97 ID:0KUmoCc30
高木「それはそうだが、私は今でも迷っているよ。
真実を言ったほうが、彼女がこれ以上傷つくこともないのだから」
P「どっちにしろ、もう手遅れですよ。
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2012/12/08(土) 16:03:22.68 ID:0KUmoCc30
高木「なんとかならないのかね……?」
P「はい、こればかりはどうにもならないそうです……」
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2012/12/08(土) 16:04:39.30 ID:0KUmoCc30
私一人が扉の前で絶望している中、プロデューサーと社長の話は淡々と進んでいました。
P「今のあいつが、俺に依存している状態の雪歩が俺の現状を知れば、おそらく自分を責める。
そして俺ができればトラウマレベルの傷ができる。それだけはなんとしても避けたいんです。
以下略
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2012/12/08(土) 16:05:15.65 ID:0KUmoCc30
高木「わかった、すぐに対応しよう。
それより、君個人に対しては何かないのかね?」
P「そうですね……もう一回だけ、雪歩プロデュースしたいっていうのは駄目ですよね……?」
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2012/12/08(土) 16:06:06.17 ID:0KUmoCc30
高木「……君はいつごろから自分の病気に気付いていた?
私はIU決勝後に話を聞いたが……君のことだ、本当はもっと前からわかっていたのだろう?」
P「……正確にはわかりません。無茶をして体の調子が悪くなるのは昔からしょっちゅうでしたから。
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2012/12/08(土) 16:06:43.02 ID:0KUmoCc30
高木「そんなに前なのかっ……
いや、そうだな、IU本選始まってからの君は毎日事務所に泊まり込み、
萩原君と、IU本選に出てくるアイドルの研究に没頭し続けていて病院に行く暇などなかったな。
以下略
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2012/12/08(土) 16:09:21.95 ID:0KUmoCc30
高木「だとしてもだ。君はすがるわらがあったならどうして……
……! ……そうか、私のせい…なんだな」
P「社長! それは違います」
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2012/12/08(土) 16:10:04.94 ID:0KUmoCc30
P「違います、社長! 全て俺のエゴでっ……」
「きゃあ!?」
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2012/12/08(土) 16:10:44.85 ID:0KUmoCc30
高木「拾うのを手伝いましょう」
P「お、おれも……」
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