過去ログ - 雪歩「Next my second stage」
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/12/11(火) 17:58:57.08 ID:1Y2HZaSP0
貴音「彼が信じられないのですか?」
雪歩「信じています…… 信じていますぅ……けどぉ……」
以下略
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
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2012/12/11(火) 17:59:26.89 ID:1Y2HZaSP0
翌日の夕方、私はプロデューサーの病室の前に立っていました。
雪歩「……っ」
以下略
44
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/11(火) 18:00:33.32 ID:1Y2HZaSP0
雪歩「……渡さないといけないよね」
箱の中に入っているのは春香ちゃんお手製のドーナツ。
プロデューサーへのお見舞いに持って行って言って渡してきたことから、
以下略
45
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/11(火) 18:01:09.35 ID:1Y2HZaSP0
病室の中は静かでした。
エアコンの音と、テレビの音だけがして他は物音すら聞こえない。
テレビは消し忘れられただけであって、人は誰もいない、そう言われても信じられるほどに。
以下略
46
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/11(火) 18:02:03.24 ID:1Y2HZaSP0
雪歩「ぷ、プロデューサー……」
私は恐る恐る呼びかけたと同時に、急に拒絶されたたらどうしようという不安が現れて、顔を俯かせました。
以下略
47
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/11(火) 18:02:39.16 ID:1Y2HZaSP0
P「ははっ、まだ泣き虫はなおっていないようだな」
雪歩「ぐすっ、ひっく……、うわーーんっ!!」
以下略
48
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投下終了
[saga]
2012/12/11(火) 18:04:22.66 ID:1Y2HZaSP0
その後、私は時間の合間を見つけては病院に見舞いに行きました。
そのさいに私がプロデューサーの状態について知っていたこと、逃げるためにセルフプロデュースを始めたことを告白しましたが、
プロデューサーはそうかとだけ言っていたから、プロデューサーも薄々気づいていたかもしれません。
見舞いの回数を重ねるうちに私とプロデューサーの仲を疑うような記事も出回りそうになりましたけれど、
以下略
49
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訂正 >>48
[saga]
2012/12/12(水) 09:30:19.74 ID:PGdRbKJd0
P「ごめんな、雪歩……」
やがて寝たきりで、目覚めなくなる状態になる前に聞いたプロデューサーの最後の肉声はこれだったと思います。
……そして、とうとうその日はやってきました。
50
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/12(水) 09:30:57.26 ID:PGdRbKJd0
第三章、溶けたゆきだるまの物語
51
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/12(水) 09:32:50.46 ID:PGdRbKJd0
夢を見ました。
「プロデューサー? 何をしているんですか?」
以下略
52
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VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/12(水) 09:34:59.34 ID:PGdRbKJd0
でもどうして今この夢を……?
「俺の住んでいたところでは、願い事をこめて作ったゆきだるまが壊れることなく溶けきったら願いがかなうっていう話があってな」
ああ。
以下略
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