過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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22: ◆OMDUScS66.[saga]
2012/12/15(土) 01:44:55.23 ID:Ccz1IRoI0
お盆の上に二人分のカップと紅茶入れ、砂糖が入っている容器、それと手作りと思われるクッキーが皿に盛られている。
それをテーブルに置き、織莉子はほむらの正面に座る。

織莉子「どうぞ、遠慮せずに飲んでちょうだい?」

穏やかな笑みを浮かべながら、ほむらに紅茶を勧めて来る。

ほむら「ええ、いただくわ」

砂糖を入れずに、カチャリと音を立ててカップを持ちあげる。
そしてひと口、紅茶を口に含む。

ほむら「………」

織莉子「どうかしら?一応、自信はあるつもりだけれど」

ほむら「……ええ、おいしい」

織莉子「うふふ、ありがとう。まあ、巴さんには及ばないかもしれないけれどね」

ほむら「………」

ほむらの感想を聞いた後、織莉子も砂糖を入れずに紅茶をひと口飲んだ。

織莉子「……うん、おいしい」

ゆっくりと味わうように飲み込み、静かにそう呟いた。
その表情は、どこか寂しげに見えた。


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