過去ログ - ほむら「きっと、それがわたしの役割だから」
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8: ◆OMDUScS66.[saga]
2012/12/09(日) 02:23:08.57 ID:4jyOLCja0
体感時間にして、数時間は経ったのではないかと思える程に、ほむらは緊張していた。
あの時間軸の他にも、いくつかの時間軸で美国織莉子は姿を現した。
そして、その全てにおいてほむらは織莉子と敵対した。
ほむらにとって美国織莉子は、無視しようと思っても出来ない程に存在感が強くなってしまっていた。

いくつかの思考を巡らせていると、玄関のドアが開かれる。
その先に立ちつくしている少女。
見覚えがある―――なんてものじゃない。忌々しいまでにほむらの記憶に刻み込まれた、少女の姿、だった。

織莉子「…………」

特に驚きもせず、織莉子は来訪者の姿を眺める。
彼女は、自分の事を知っているだろうか?
知っているとしたら、どのように思っているだろう?
逆に、自分は彼女の事を、今はどう思っている?
またしても、様々な想いがほむらの心を駆け巡る。


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