過去ログ - 娘「うーん、困った」
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/09(日) 03:03:14.76 ID:MoVWLVw/o
―――田舎町 町外れの廃墟

娘「お兄さん、ほんとにこんなとこに仕事あるの?」

チンピラ「ああ。ほら、あそこに俺の仲間がいる」

チンピラ「兄貴ー!」

大男「おう、今日はどうした」

チンピラ「女ァ連れてきました。兄貴の相手にどうですか?」

娘「?」キョトン

大男「ほう、中々じゃねぇか」ニヤリ

大男「ほら、とっとけ」チャリン

チンピラ「へへっ、ありがとうごぜぇます」

大男「嬢ちゃん、中に入ってきな」

娘「あ、はい!」タタタッ

―――

――



チンピラ「いい小遣い稼ぎだったぜ! もう一杯行っとくか」

剣士「おい、そこの」

チンピラ「あー? んだよ、せっかくのいい気分だってのによ」

剣士「さっきの娘っ子はどうしたんだ?」

チンピラ「あんたの知り合いだったのか? そいつは悪いことしたな」

剣士「いや、そういうわけではないんだが。何故だ?」

チンピラ「兄貴に引き渡しちまったのさ。今頃は可愛がってもらってるんじゃねーか?」

剣士「そうか。その『兄貴』とやらはどこに?」

チンピラ「この先の廃墟だ。どうしようってんだ?」

剣士「何、混ぜてもらおうと思ってな」ニヤ

チンピラ「なるほどな。一瞬『助けに行く』なんて言い出すのかと思ったぜ」

剣士「俺にメリットがない」

チンピラ「そりゃそうだ。コレで胸糞悪い気分で飲まなくて済みそうだ。じゃあなあんちゃん」

剣士「ああ、いい酒を飲めよ」

剣士(ま、助けに行くんだがな)


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