過去ログ - まどか「だってわたしは、魔法少女……鹿目まどかだから」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/13(木) 23:21:32.04 ID:2b4Nvpqro

それは確かに銃器の類だったけれど、普段使っている細長いライフルとは似ても似つかない、奇妙な形状をしている。
持ち手が極端に長く、反対に銃身は短い。 銃というよりは、ハンマーのような形だ。


実際、マミさんはそれを鈍器として扱うつもりのようだった。


マミ「……えいっ!!」


ぼんやりと立ちつくしている魔獣に一瞬で詰め寄り、くるりと一回転しながら
その短く巨大な銃身の撃鉄側を渾身の力で叩きこむ。


もちろん、ただ殴っただけではない。

その銃身が敵に触れる寸前に、相手とぶつかるのとは反対側、つまり銃口から巨大な弾丸が放たれる。


そしてそのまま、銃とマミさんのすぐ近くで、それは容赦なく炸裂した。


魔法による爆発の衝撃波を受けて、それ自体が銃弾のように加速したハンマーが魔獣の体に叩きつけられる。
ひょろりとした長い体が、綺麗にくの字を描きながらまっすぐに吹き飛んでいった。

一瞬遅れて伝わってきた破裂音が、耳と体を打つ。




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