過去ログ - 聖なる夜の小さな物語
1- 20
11: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:25:53.87 ID:Vy4ghrqIO
病院の中は灯りこそ付いているものの人の姿はほとんど無く、受付のナースとごくわずかな患者のみだった。

「あの…301号室の……」

受付でなにやら真剣に資料を見つめているナースに声をかける。
以下略



12: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:26:40.96 ID:Vy4ghrqIO
階段を登る音が響き渡る。コツンコツンと一歩一歩登っていく。

心臓が高鳴る。ついに待ち望んでいたものと対面出来るのだ。

「……」
以下略



13: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:27:47.74 ID:Vy4ghrqIO
部屋の窓からは眩い街の灯りが見えた。

その手前には大きなベッドとその隣に小さなベッド。大きなベッドには僕の愛おしい人がいた。

「来てくれてありがとうね」
以下略



14: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:28:54.95 ID:Vy4ghrqIO
そこには注意しないと聞き取れない程の小さな寝息を立てて眠っているとても小さな赤ん坊がいた。

彼女は赤ん坊の頭を優しく撫でると僕を手招いた。

「ほら、早く来て」
以下略



15: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:30:04.28 ID:Vy4ghrqIO
「かわいいなぁ…。この子が僕たちの……」

「そうよ。私たちの赤ちゃん」

私たちの赤ちゃん。つまり……
以下略



16: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:30:54.49 ID:Vy4ghrqIO
「愛してる」

僕たちは見つめ合う。

彼女の瞳も潤んでいて、そしてそこから綺麗な雫が線を描いて頬を滑り落ちた。
以下略



17: ◆SOkleJ9WDA[sage]
2012/12/14(金) 00:34:07.21 ID:Vy4ghrqIO
クリスマスが待ちきれ無かったので書きました。雑で稚拙な文章で本当に申し訳ないです。読んでくれた方のお目汚しにならなければ幸いです。みなさんにクリスマスにはいい事が起こるのを祈っています…


18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/12/14(金) 14:09:05.97 ID:OSdlFygN0
乙。

この主人公とその妻は末永く爆発しろ。


19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/02/13(水) 10:00:54.98 ID:mQkaqLwe0
もうすぐ2カ月


19Res/9.18 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice