1000: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 05:28:11.52 ID:0gckZWHD0
次に違和感を覚えたのは、見滝原中学校に編入した時だった。
この編入は、自然と日中の半分以上をまどかの監視に利用できるので、逃す手はない。
ほむら「暁美ほむらです」
教壇の前に立ち、簡潔な自己紹介を済ませる。
代わり映えのしない、なんの変哲もないクラス。確認の意味で、私はまどかをその視界に収め……
ほむら「……!?」
その背後に座る人物を見て、思わず息を呑む。
さやか「……ね、ねえ。あの転校生、恭介のことめっちゃ睨んでない? なんかした?
トーストくわえて捨て身タックルとかしてない?」
恭介「え、いや――そんな覚えはないけど」
ほむら(上条、恭介――?)
馬鹿な、と思う。
彼は本来、交通事故に遭い、全治半年以上の怪我を負って入院している筈だった。
そのせいで美樹さやかが契約してしまうことが多々あり、結果としてまどかを巻き込んでしまう要因にもなっていたのだ。
だが、それが何故……?
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