923: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:35:28.71 ID:0gckZWHD0
さやか「あ、あたしぃ!?」
マミ「そういえば、上条くん、だったかしら? 幼馴染の彼とはどうなって――」
さやか「や、やだなぁマミさん! 恭介の奴とはそれこそ幼馴染ってだけですよぉ! ね、まどか!」
まどか「上条君とさやかちゃん、凄く仲がいいんですよ。とってもお似合いかな、って」
さやか「まどかぁぁあああああああああ!?」
杏子「んだよ、自分のことは棚に上げて他人ばっかり囃したてやがって。ひゅーひゅー!」
マミ「ひゅ、ひゅーひゅ、ぅう……」
さやか「きょ、杏子め……! マミさんも恥ずかしいんなら無理に乗らんでください!」
まどか「それでですね、この前なんか放課後の教室で、なんとひとつのイヤホンを二人で――」
さやか「うぉぉぉおおおお! 一番の敵はあんたかまどかーーーー!」
マミ「こ、こほん。それじゃ、二人の相性とか占ってあげましょうか?」
まどか「え!? マミさん占いとかできるんですか!?」
マミ「ええ、向こうで流行ってるの」
杏子(お、おい。ちょっとマミ。向こうって、まさか魔法か? 使っちゃ不味いんだろ?)
マミ(平気よ。これは杖を使わない、テレビでやってる朝の占いの延長みたいなものだから)
まどか「さやかちゃん! やってもらおうよ!」
さやか「え、別にいいし? 恭介のことなんかなんとも思ってないし? 占いとかも信じてねーし?」
まどか「あちゃー……完全に意地になっちゃってるよー……。
ところでマミさん、それってどんな占いなんですか? 誕生日とかで占うとか?」
マミ「そうね、そんな感じ。名前や生年月日を決められた数字に置き換えて……」
まどか「あ、それじゃ私を占ってもらってください。もちろん好きな人との相性占いで!」
さやか「はい!? なにそれ初耳だよ!? まどか、いつの間に……」
杏子「へえ、やるじゃん。ちんちくりんのくせに」
マミ「いいわ。それじゃあまず、名前と生年月日を教えて貰っていいかしら?」
さやか(まどかの好きな人……誰なんだろう……)ワクワク
まどか「はい! 私の名前は美樹さやか! 相手の名前は上条恭介くん! 誕生日は――」
さやか「へえ、あんたもさやかっていうんだ――って、んなわけないでしょうが! ちょっとまどか何やって」
がしっ
さやか「なっ……杏子!? は、放せぇ……!」
杏子「やりな。こいつはあたしが引き受ける」
さやか「くっ、この馬鹿力……ま、マミさんは違いますよね? こんな悪ふざけ、許しませんよね?」
マミ「ついでにデートの日取りとかも占ってみましょうか?」
まどか「あ、それなら夏休み明けに、さやかちゃんと上条君、東京の方のコンサートに行くらしいんですけど――」
さやか「マミさん!? そんな、なんで――あ、もしかしてまだケーキのタネぶっかけたこと怒ってます!?
ねえ、ちょっと、あっ、そんなイイ笑顔で淡々と占いを……」
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