過去ログ - マミ「アバダケダブラ!」
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946: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:50:58.96 ID:0gckZWHD0

夕食後 グリフィンドール女子寮


パーバティ「賞金一千ガリオンかぁ……確かに魅力的ではあるけれど、私達4年生には無理よね。
       そもそも参加できないし」

ラベンダー「マミ、あなた出てみたら? 大抵の魔法生物なら吹っ飛ばせちゃうんじゃないの?」

マミ「ラベンダーさん、私をなんだと思って――た、確かに失敗して何かを壊しちゃったりすることは多いけど……
   でも無理よ。仮に年齢制限がなかったとしても、他の魔法はからっきしだもの」

パーバティ「具体的にどんな競技で争うのかは分からないものね……あ、そうだ。
        ねえ、ハーマイオニー。あなたなら、昔どんな競技が行われたか知って――」

ハーマイオニー「奴隷労働……奴隷労働……解放戦線……」ブツブツ

パーバティ「……あー……ごめんなさい、なんでもないわ。そっとしておいた方が良さそうね」

ラベンダー「寮に戻ってきてからずっとこの調子だもの。ねえ、彼女、何かあったの?」

マミ「さあ……どうも、屋敷しもべ妖精に関係があるみたいだけど、詳しくは……」

QB「夏休み中に、彼女の価値観を変えるような出来事があったみたいだよ。ハリーが言ってた」

ラベンダー「ふーん……まあなんでもいいけど。私たちは観客として楽しみましょ。
       それより、そう、夏休みよ! マミ、なにか面白いことあった?」

マミ「そうね、とっても楽しかったわ。ずっと探してた、昔のお友達と会えて……」

ラベンダー「ずっと探してた……? もしかして、その友達って男の子だったり?」

マミ「ち、違うわよ! 女の子! 全く、美樹さんもブラウンさんも、何で全部そういう方向に……!」

ラベンダー「なぁんだ。マミもようやく色気づいたのかと思ったのに……」

パーバティ「体の方はあなたよりも成熟してるけどね、ラベンダー」

ラベンダー「いや、だって――あれは反則でしょ?」

マミ「? あの、なんのこと?」

ラベンダー「ああ、いいのよ。マミはそのままでいて……それより寒くない? 良かったら私の分の毛布も使う?」

マミ「大丈夫よ、湯たんぽもあるし、キュゥべえ抱いて寝るから……明日になれば、洗濯した着替えも乾くし」

パーバティ「全滅だったものね、マミのトランクの中身……卸したてのドレスローブも台無しだったし」

マミ「ああ、クリスマスの日にダンスパーティがあるっていう……でも今年のクリスマス休暇は家に帰るつもりだったし……」

ラベンダー「……パーティを放って家に帰る? マミ、やっぱりあなた彼氏が――」

マミ「いないったら」

パーバティ「残念ね。マミのダンスパートナーを募ったら、引く手数多だと思うのだけど」

ラベンダー「まだ先のことだけど、帰ってきたらどんなパーティだったかは教えてあげるわね」

マミ「ええ。それじゃ、お休み……ほら、キュゥべえ。こっちきなさい」

QB「いいけど……寝返りうって潰さないでおくれよ?」


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