947: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:51:42.09 ID:0gckZWHD0
翌朝
ラベンダー「Zzzz....」
パーバティ「むにゃ……むぅ……」
QB「」
マミ「キュゥべえ……ごめんなさい。でも、しょうがなかったの。だって寒かったんだもの。
そりゃあ抱きしめる腕にも力が入って当然ってものよね。でしょ?」
QB「」
マミ「反論がないってことは、同意してくれたってことよね。
とりあえず復活するまでクルックシャンクスに面倒見ておいて貰いましょう」
クルシャン「にゃーお」ジュルリ
マミ「お願いね……さ、着替え着替え。いつまでもこのままじゃ、風邪ひいちゃうし……
って、あら? 洗濯物が全部畳んでおいてある。これも屋敷しもべ妖精の……?」
ハーマイオニー「ええ、そうよ。彼らが夜中に置いて行ったんだわ」
マミ「あ、ハーマイオニーさん。おはよう、早いのね? ……いや、ちょっと待って。
目が赤い……もしかして、寝てないの?」
ハーマイオニー「彼らが仕事をするのは、主に夜中だって聞いたから……でもお陰で、直接目にすることができたわ!
彼らは人目につかないところで強制的に働かされてるのよ。誰にも認められず!
およそ、文化的な社会で許されることだとは思えないわ! 奴隷労働! マミもそう思うわよね!?」
マミ「え? えーと……そう、ね? でも、あの、そしたらその後寝れば良かったんじゃ……」
ハーマイオニー「……それは……そうだけど。でもね、その……」
ぐぅ〜
ハーマイオニー「……」
マミ「……ああ、やっぱり……私もお腹減って起きちゃったんだもの。
ねえ、ハーマイオニーさん。やっぱりご飯を食べないっていうのは無茶だと思うわ」
ハーマイオニー「……ええ、そうね。確かにそうだわ。菜食主義者が牛肉を食べなくても、屠殺される牛が減るわけじゃないし。
だからね、私は一晩考えたのよ、マミ」
マミ「?」
ハーマイオニー「必要なのは、もっと抜本的な活動なの。まずは周囲の目から変えていかないと……
マミ、さっきあなた、私の意見に賛同してくれるっていったわよね?」
マミ「え? あー……言った、かしら? お腹が減ってて、ちょっと記憶が」
ハーマイオニー「……」ジーッ
マミ「あの、そのぅ……」
ハーマイオニー「……言ったわよね?」ニッコリ
マミ「……は、はい、言いました……」
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