962: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 04:59:53.46 ID:0gckZWHD0
ダンブルドア「最後に、軽々しく名前を入れることのないよう。選ばれたが最後、棄権は出来ん。
ゴブレットに選ばれるということは、魔法契約によって拘束されるということじゃ。
また、既定の年齢に満たぬ者が血迷わぬように、周囲に"年齢線"を引いておく」
フレッド「年齢線! よっしゃ、それならいくらでも手はあるな」
ジョージ「ああ――そうだ、君も来るかい、ハリー。一緒に入れに行くか?」
フレッド「グリフィンドールのぶっ壊し屋もどうだい? マミ・ザ・デストロイヤー。
最近は大人しくなったって評判だから、ここらで一発でっかい花火をさ」
マミ「待って、何その名前。デストロイヤーって……私、陰でそんな風に呼ばれてたの……?」
ジョージ「ファンクラブもあるぜ。授業を自習にしてくれるって評判で――」
ハーマイオニー「ちょっと! そんな危ないものにハリーとマミを巻き込まないで!
ただでさえ私たちは決められた年齢に達してないのよ!?」
ロン「そうだよ。っていうか、まず弟の僕を誘えって」
ジョージ「ロニー坊やが? そいつは悪い冗談だ。お前が出場してバラバラにされたら、僕らもママに殺されっちまう」
フレッド「それにゴブレットに年齢が分かるもんかよ、ハーマイオニー。
ああ、でもマミが名前入れるなら、ゴブレットは壊さないでくれよ?」
マミ「こ、壊しません! それに参加もしない! なによデストロイヤーって!」ブンッ
ジョージ「おっと――はっは、そんだけ元気がありゃ優勝も狙えるだろうに。じゃあハリーは?」
ハリー「僕は……うーん、そりゃ、出てみたいって気持ちが無いわけじゃないけど……」
ハーマイオニー「ハリー!?」
ハリー「いや、もちろん冗談だよ。本当に参加するつもりは……」
フレッド「まあとにかく、明日の朝玄関ホールに来いよ。それまでには準備もしとくからさ」
ジョージ「よーし。まずはスネイプんとこの薬品棚から材料をちょろまかして……」
ハーマイオニー「ああもう! あの二人ったら、規則をなんだと思ってるのかしら!」
ロン「フィルチの戯言。そんなとこだろ」
マミ「ふふ、でも楽しそうでいいじゃない」ニコッ
ハーマイオニー(あ……久しぶりに笑ったわね、マミ。
あの二人、もしかして最近彼女が落ち込んでることに気づいて……?)
ぱーん!
「うわー! また双子がやらかしたぞ!」「クソ爆弾だ! スネイプの部屋の前が汚物塗れに!」
ハーマイオニー「……考え過ぎかしら」
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