過去ログ - マミ「アバダケダブラ!」
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972: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 05:06:42.65 ID:0gckZWHD0

翌日 朝 ホグワーツ敷地内 湖畔


ハリー「……んぐ。トーストありがとう。助かったよ、ハーマイオニー。それに、マミも。
     食堂にはいきたくなかったからさ……」

マミ「やっぱり、ロンくんと喧嘩を……?」

ハリー「昨日ね。散々疑われたよ。もうあいつなんか知るもんか……」

ハーマイオニー「でも、もう一度話して見るべきだと思うわ。ロンだってきっと分かってくれるわよ」

ハリー「冗談じゃないね。誰があんな分からず屋と――皆も皆さ。誰も僕の話を聞こうとしない。
     僕が入れたんじゃないって、君たちだけでも信じてくれたのはありがたいよ、本当」

QB「でも、誰が入れたんだろうね。可能性が高いのは、やっぱりハリーを傷つけようとしてる人だと思うけど」

ハリー「ああ、ムーディも昨日、そう言ってた……なんか自意識過剰みたいで、誰にも言ってないけどさ」

ハーマイオニー「でも、それを知らせるべき人はいると思うわ」

ハリー「誰? ダンブルドア? もう知ってるよ、昨日、ムーディがそう言った時に居たし……」

ハーマイオニー「違うわ、シリウスよ。
          どうせ代表選手のことは新聞なんかに載るだろうし、あなたから伝えた方がいいわ」

マミ「シリウス……? 誰かしら、それ」

QB「もしかして、シリウス・ブラックのことかい? そういえば冤罪だったって……ハリーの知り合いなの?」

ハーマイオニー「……そういえば、マミ達にシリウスのこと話すタイミング無かったわね」

ハーマイオニー(帰りの特急の中では、マミの顔を舐めた件でいきなり家庭崩壊の危機だったし……)

ハリー「親戚――みたいな関係かな。この夏は結局、法律の手続きでいっぱいいっぱいだったけど、
     来年からは一緒に住めるんだ、きっと……」

マミ「家族――そう、良かったわね、ハリーくん」

ハリー「あ……ごめん! マミの前で、こんな話を――」

マミ「え? ……あ、ううん! いいのよ別に! それに、家族なら私にも出来たもの! 夏休みにね!」

ハリー「え、家族ができたって……えーと、その、おめでとう?」

ハーマイオニー「ま、マミ!? そんなの聞いてないわ! 誰よ! いったどこの誰!?」

マミ「? ……! ああ、もう! なんで皆してそういう風に――違うわ! 女の子!」

ハリー「ああ、なんだ。そうなの」

ハーマイオニー「そ、そんな――」

マミ「……ハーマイオニーさん?」

ハーマイオニー「そりゃ、基本的には自由だと思うし、そういうことで差別する気はないけど――
          で、でも、やっぱり同性愛は不毛だと思うの!」

マミ「ハーマイオニーさん!?」


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