過去ログ - マミ「アバダケダブラ!」
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983: ◆jiLJfMMcjk[saga]
2013/07/04(木) 05:14:38.75 ID:0gckZWHD0

ホグワーツ 廊下


ハーマイオニー「それじゃあ、私とハリーは結膜炎の呪いを練習をしてるから……」

マミ「私も手伝えればいいんだけど……ごめんね。多分、酷いことになると思うから」

QB「課題の前に怪我なんかしちゃったら冗談にもならないしね」

ハリー「気持ちだけで十分だよ。ありがとう、マミ。それじゃ」スタスタ

マミ「……はあ。私も魔法が上手く使えたらなぁ。やっぱり今年も、ちっとも魔法は上手くならないし。
   これじゃ五年生への進級も……」

QB「それは後で考えよう。今の精神状態じゃ魔法の練習も上手く行かないだろうし、マミは宿題でも片付けてれば?」

マミ「そうね……そうしましょうか」

ムーディ「――トモエ。仲間の二人は空き教室か?」

マミ「! む、ムーディ先生……」

ムーディ「ふむ。結膜炎の呪いか……確かに、そいつならドラゴンにも通用するな。
      悪くない。ふむ、確かに悪くはない……」

QB『不味いよ、マミ。さっきの話聞かれてたみたい』

マミ「ああああああ! あの! ドラゴン!? ドラゴンってなんのことです!?
   だってドラゴンなんているわけないじゃないですかホグワーツに!」

ムーディ「……それで隠してるつもりか? なに、別に事前に課題を知っていることを咎めるつもりはない。
      カンニングは昔からずっとあった行為だからな」

マミ「あ……そ、そうなんですか」

ムーディ「油断大敵! わしがそうやってお前さんの自白を待っていたらどうするつもりだ!?」

マミ「えええええ!? そ、そんな……」

ムーディ「……まあ、いいさ。それよりポッターだが、結膜炎の呪いでは成功する確率は低いだろうな」

マミ「……え?」

ムーディ「簡単なことだ。結膜炎の呪いで、ドラゴンは暴れる……
      その隙に出し抜くつもりだろうが、ポッターにはそれが難しいのだ」

マミ「……ハリーくん"には"?」

ムーディ「さよう。ビクトールやセドリックになら可能だろうが。ポッターはあの二人に比べて体格が悪い。
      純粋に身体能力が足りんのだよ。潰されて終いだろうな」

マミ「身体能力って――だってハリーくんはクィディッチの寮代表選手で」

ムーディ「箒に乗るのと、地べたを走り回るのは違う……確かにポッターは箒に乗るのは上手いだろうがな。
      だが、ドラゴンの懐に足で飛び込むのは無謀だ」

マミ「そんな……それじゃ、ハリーくんは……」

ムーディ「……わしは手助けはせん。だが、無暗に生徒を死なせたいわけでもない。
      いまわしが言ったことを、そっくりそのままポッターとグレンジャーに伝えるが良い。別の道を探せ、とな」


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