過去ログ - P「ある夜の物語」
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10:一旦終了、続きは夜に[saga]
2012/12/24(月) 08:31:45.51 ID:E5MUZ4RSO
さんた「……あなた様は立派な方なのですね」

P「立派って言われるような資格はありません。ただの自己満足です。
あ! そうだ、雪歩にはこのことを黙っていてもらえますか?」

さんた「構いませんが、どうして……?」

P「恩を着せたくないから。
 それに、たとえあなたがくれるものより劣っているとしても、ちゃんと自分の力で手に入れたものを彼女に送ってやりたいんです」

さんた「……わかりました。
   それがあなたの望みならそうしましょう。
   あなたの言う通りにしましょう……」

 サンタクロースはそう言って、青年の前から忽然と姿を消した。

 だから今のサンタクロースが本当だったのか寝ぼけて見た夢だったのか青年にはわからない。
 けれど、

P「よし、もう少し頑張るか!」

 彼は幾分か疲れがとれた気がした。


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