9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2012/12/24(月) 08:30:47.41 ID:E5MUZ4RSO
 さんた「望みは決まりましたか?」 
  
  サンタクロースはまた言った。だが青年は、いざになるとなかなか決められなかった。 
  そうして悩んでいるうちに、ふと心境の変化が起こった。 
  
 P「……さんたさん。願いの権利を誰かに譲渡することはできますか?」 
  
 さんた「あなた様が望むのであれば。……しかし、良いのですか?」 
  
 P「はい。どうせ俺の願いなんてくだらないものですし、 
 今日は雪歩……あなたが今、擬態している、俺が願い事を譲渡したい子は、 
 今日が誕生日なのに俺は何もあげられていないから。 
  
  何より、これで何かを得てしまったら、何の苦労もなく結果を得てしまったら、 
 俺はもう二度と雪歩の前でプロデューサーを名乗れません」 
  
  
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