過去ログ - 俺は上条当麻、学園都市に住むレベル？？？だ。 ―最終章― -SS速報VIP

過去ログ - 俺は上条当麻、学園都市に住むレベル？？？だ。 ―最終章―

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668: ◆wPpbvtoDhE[saga]
2013/01/12(土) 20:37:51.67 ID:Oltl4T+s0

佐東「李麗！」

李麗「もう少し待てね！」

　　　　今度は日本語で言葉を投げる。30ｍほど離れた場所に居る李麗（リーリー）は言葉に応じるが、その日本語は辿たどしい。

佐東（あの様子じゃ、援護は要らんかね）

　　　　髪は真っ黒の小さな女の子。身長も見た目も十代半ばといったところだろう。

　　　　李麗の周囲には三十にも及ぶ死体が転がっていた。そして李麗を取り囲むように六人ほどの生きた男が立ち回っている。

李麗「疾ィアッ！！」

「んぱッ！！？」

　　　　言葉を返してから数秒と立たない内に二名の首が飛ばされ、次の瞬間には三名の間を縫うように駆け巡る。

　　　　動きの終幕、短刀に斬り裂かれ血飛沫と腸が飛び散る。最後の一人は頭から肛門までまっぷたつにされた。

「ぎゃぴっ！！！」

　　　　身の丈に合わない鬼頭刀と、取り回しに優れた胡蝶刀による斬撃の結果がこれなわけだ。

　　　　何よりも大の大人が反応出来ないほどの速度で動き回る李麗の力が賜ったものと言えよう。
　　　　

「ぎゃ・・・・ぁ！・・・・・」ﾄﾞﾁｬｯ

李麗「はっ！・・・・はぁ―――っ！」

佐東「流石ぁ」

李麗「先っ、に・・・・回復していいか？」

佐東「お前の回復が優先だよ。でも急いでな」

李麗「お、けー」

　　　李麗は回復という名の食事を始めた。

李麗「あっ・・・・じゅ・・・・・・・んぐっ」

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