過去ログ - オッレルス「……」フィアンマ「…安価で、お前をまともにする。したい」
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35: ◆2/3UkhVg4u1D[saga]
2012/12/31(月) 02:51:01.20 ID:CcGljY4AO


女と違い、男の荷物は少なくて済む。
しかし、使い回せない下着や、最低限、何着かの服は必要だ。
歯ブラシなども含め、使い回せないものは、購入するしか無いのだ。
そんな訳で、フィアンマは容赦なく買い物カゴの中に服等を入れていく。 全店共通レジがあるので、歯ブラシなども次々と入れていく。
猫を飼育する為の一式もカゴに入れ、残るは調味料等も含め、食料品のみ。
正直、右方のフィアンマは腹ぺこなのだった。
そして、腹ぺこな人間はやっぱり容赦がない。
正確には、容赦をしている余裕が無い。
そもそも、フィアンマはあまり容赦をしない性格でもあるのだが。

オッレルス「…長く住むつもりなのか?」

フィアンマ「悪いのか?」

オッレルス「…いや」

自分の異常さをわかった上でか、とオーディンは思う。
あの『ゲーム』は篩いの役目もあったのだが。
フィアンマは食材等をカゴへ入れ、思い出したように菓子パンも入れる。 キャラメルクリームの入った甘ったるいパンだが、しかし、他に販売している菓子パンは全てキワモノだった。故に、消去法で選ぶ事となった。
これで一週間は問題無い、と頷くフィアンマは、栄養食品に視線をやる。対して、オーディンは何に興味を向ける事もなく、しいていえばフィアンマに注目して、問いかけた。

オッレルス「…そんなに食べるのか」

フィアンマ「そうではない。お前が料理を食べそうにないから、適度なカロリー及び栄養を摂取出来るものを見ていたんだ」

オッレルス「…私の為に?」

フィアンマ「…死なれては困る」

オッレルス「そういえば、そうか」

フィアンマは、適当に、栄養食品をカゴに入れた。




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