過去ログ - キョン「それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ」
↓
1-
覧
板
20
13
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/31(月) 13:32:20.15 ID:H2Q0s5tyo
ハルヒ阿呆可愛くてわろた
14
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 13:40:27.25 ID:Icdf4Wax0
授業が終わり、ホームルームで担任が口にしたのは三年生に気を使うように。受験でピリピリしてる時期だってのはよく分かる。
だが、気を使うも何も俺が接する数少ない上級生であらせられる所の朝比奈さんと言えば年が明けてもこっちに居るかどうかすら俺には分からないしな。
なにせ、彼女はリアル時を駆ける少女だ。卒業と同時に未来に帰っちまう可能性を古泉から聞いていた。実際のところは分からない。聞いてみる勇気も持ってないし。
以下略
15
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 13:52:39.99 ID:Icdf4Wax0
「は? ……いきなり何言ってんだ、キョン?」
「女なんて星の数ほど居るさ、と言ったんだが」
失恋したヤツへ送られる常套句だと、二回言ってようやく谷口は理解したようだった。反応遅いぞ。
以下略
16
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 14:02:35.20 ID:Icdf4Wax0
「ぐっ……なんとでも言えよ。だけどな、彼女はおろかデートの約束すらないキョンに俺の壁は越えられねえ!」
谷口は両腕でもって空中に大きな四角を描いた。
「名付けて、谷口スペシャル!」
以下略
17
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 14:14:09.34 ID:Icdf4Wax0
「くそっ、国木田まで一緒になって馬鹿にしやがって。あのなあ、言っておくが俺はもう去年までの俺じゃねえんだよ」
ほう、それは初耳だ。いつの間に「マークツー」もしくは「改」、「バージョン1,10」のような修飾が付いていたのか。
男子三日会わざれば刮目して見よ。眼を凝らしても違いなんてのは制服が一年分くたびれただとか、学年章の横線が一本増えただとか、それくらいしか分からんのだが。
以下略
18
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/12/31(月) 14:26:18.63 ID:NaiVhsyPo
みてる
19
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 14:30:36.88 ID:Icdf4Wax0
はあ、溜息しか出て来ない。この話題は早々に打ち切ってしまうべきか。馬鹿は死ななきゃ治らんし、馬鹿は馬鹿なりに青春を謳歌する術は心得ているらしい。
だったら俺に何が出来ようか。精々、友の恋路に対して呪詛を撒き散らしてやるのが関の山だ。
「それで、谷口? わざわざ俺の机まで来てお前は一体何の用なんだ?」
以下略
20
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2012/12/31(月) 14:33:09.03 ID:1HOgk+Sr0
見ています。
是非完走なさってください。
21
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 14:40:11.84 ID:Icdf4Wax0
「いや、奥村の授業中コイツ凍死しかけてたから、救命活動をだな……」
「それで寒そうな涼宮さんに自分のコートを掛けてあげたとでも言うのかい、キョン?」
言う……のだが、なぜだろう。こうして第三者視点で俺のやった事を改めて聞かされると、その行為はまるで……。
以下略
22
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2012/12/31(月) 14:47:54.14 ID:H2Q0s5tyo
にやにや
23
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[saga]
2012/12/31(月) 14:47:56.34 ID:Icdf4Wax0
主と従僕。いや、違うな。
王と騎士。いや、これもなんか違和感がある。
そんな媚びるような、へつらうような、一方的な関係ではなかったはずだ。ええい、上手く言葉に出来ん。
以下略
441Res/484.79 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - キョン「それでもコイツは涼宮ハルヒなんだ」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1356922699/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice