過去ログ - ???「京太郎を全力でアシストする」 京太郎「!?」
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[saga]
2013/01/02(水) 00:15:50.02 ID:yjI/0cnDO
インターミドル個人戦から一週間後
裏山は週間雑誌『ウィークリー麻雀TODAY』の取材を受ける為とあるテレビ局の会議室にいた
テレビ局の会議室というのは裏山は取材の三時間後にゴールデンのテレビ対局のゲストとして招かれており
その直前の心境も聞きたいとの事が理由だそうだ
会議室といっても部屋は大きく無く
十五六畳の部屋に一畳の長い机が二つ上から見て正方形を作るように部屋の中央に並び、それに合わせて椅子が二つずつ向き合うように計四つならんでいる
裏山はそのうちの一つに腰掛け鞄を椅子の下に置いた
そして、深くため息をつく、テレビ局に来るのは初めてでは無い
いや初めてインターミドルで優勝した時からちょくちょくテレビ局からオファーはきていたし
二連覇して以降は月に平均2回は様々なテレビ局に顔を出すようになっていた
取材も同じだ
取材をうけた回数はそろそろ三桁に達する頃では無いだろうか…
しかし、その両方を一日にうけるというのは意外にも初めての経験だ
試合の後に取材をうける事など当然あるがそれらは五分から十分程度のものだ
しかしこの手の取材は一時間から二時間は行われる
一つ一つは慣れているがかなり体力を使う
それが連続で来るとなった時の疲労等を考えるとそれなりにくるものがある
そんなことを考えていると部屋の扉が開いた
テレビ局のスタッフに誘導されてそこから姿を覗かせたのは見覚えのある少女だ
長い髪に整った顔、そしてかなり大きなバスト
確か、今年インターミドル個人戦女子の部を優勝した
「始めまして、高遠原中学三年の原村和と申します」
部屋に入って来た少女、原村和は頭を下げた
それを見た裏山は椅子から立ち挨拶する
「ども、裏山竜太郎です」
彼女が此処に現れる事は予め知っていた
何せこの取材は今年インターミドルを優勝した二人に同時に行われるというものだと予め聞いていたからだ
原村が反対側の椅子に手を掛けようとしてるのを見て裏山が声をかける
「多分そっちは取材者が座るだろうから
原村さんはこっちじゃないかな」
裏山は自分の隣の席を指差す
言われると原村は手を引っ込め裏山が指差した席に回り込む
失礼しますというと原村は椅子に座る
「すみません、こういうの慣れてないモノで…」
「いや、別に問題無い」
それ以降会話が途切れた
裏山は彼女について思い出す
たしか、長野の無名校の人でデジタル打ちが得意なプレイヤー
だが、牌譜を見て正直ミスが多く下手だとおもった
が同時に一つ引っ掛かる事があった
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