9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/03(木) 20:12:06.92 ID:ecg1BOd5o
プロデューサーさんは、手に取っていたカップを置くと、やたらと真面目な顔で私の目を見た。
「もちろん」
その目の中に、私が写っている気がした。
思わず視線を落として、私は口をもごもごさせながら言う。
「じゃあ、よろしくお願いします」
「こちらこそ、よろしくお願いします」
そこまで言うと、プロデューサーさんは椅子に思いきり身を預けて、やー、よかったーと天を仰いだ。
そして、結構な量のコーヒーを、プロデューサーさんは一気に飲み干した。
その熱さに顔をしかめていたのを、私は見逃さなかった。
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