63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/31(木) 18:47:11.00 ID:AxlSjuFDO
マミのその感情が、果たして一般的な『それ』と呼ぶにはあまりに未知数、というか相手が相手なだけに本当に未知の領域だ。
彼女がその領域に突入したかは分からない。
それでもマミがクロに対しある種の独占欲を働かせているのは一目瞭然だ。
クロ「いいか?死ぬんだぞ!?普通は、眉間を撃たれたら死ぬんだよ!!」
マミ「わ、分かってるわよ。軽い冗談じゃない。それよりクロ、ベッド上にいないでもっと近くに来て」
クロ「……もう、お前が怖いぜ」
視線の先で元気に騒ぐ彼らの間には確かに割ってはいれない。
これが絆だとか、そういうものかと聞かれたら、全力で首を傾げるが……。
しかし楽しげではある。
そして、それ故に、彼らは自らが他者に与えていた悪影響、いわば迷惑についてまったく考えていなかった。
ほむら『うるっさいなぁっ!!』
一匹の虎猫──ほむらが飛び起きて、周囲に飛び掛からん勢いで叫んだ。
理由は彼の言葉のままであろう。
今まさに、自分の眠りを妨げていた雑音の発生源であるクロとマミを彼は睨んでいた。
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