65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/01/31(木) 21:45:26.84 ID:AxlSjuFDO
こんな時間という言葉で、まどかは首を巡らしてベッドの上にチョコンと置いてある目覚まし時計を確認する。
まどか「えぇっ!?本当だ……」
いつのまに、と言ってもいいだろう。
夕方から始まったはずのパーティーが、気付けば夜の9時を周り、殆ど10時に近い時間帯になっていた。
時の流れどころか、時間の制約すら忘れていたようだ。
まどか「どうしよう……、これじゃ今日はもう」
『祭りの終わり』そんな言葉が頭をよぎった。
もう、終わりなのだろうかと、そんな事を考えてしまう。
しかし、これ以上夜遅くに家路に着かせるのは危険────魔法少女だとか関係なしにモラルとしてそういうものだ────じゃあどうすれば。
まどかが、まるで楽しかった時間を必死で手放すまいとするように、あれこれ考えを巡らしていた時だった。
マミ「その、まどかさん?」
まどか「……あ、はっ、はい!なんでしょう」
そんな彼女に少し遠慮がちに、それから少し緊張気味にマミは口を開いた。
マミ「そ、そのっ、今日は泊めてもらってもい、いい?」
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