過去ログ - ほむら「修学旅行で名古屋に来たわ」
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18:1[saga]
2013/01/10(木) 22:01:46.82 ID:AK3CxE2n0
――その夜。
地下駐車場内で、五人の魔法少女と、二人の魔法少女が対峙していた。辺りには、不穏な空気が漂っている。
そして、五人組の魔法少女は、明らかに二人組の魔法少女に怯えている様だった。
19:1[saga]
2013/01/10(木) 22:02:26.53 ID:AK3CxE2n0
それを見ると、隣の水色のドレスを着る魔法少女も槍を構えた。
槍を持つ少女「私も手伝うよ?」
大剣を持つ少女「氷架は見てるだけで良いよ。こいつら程度、本気を出すまでも無いしね!!」
20:1[saga]
2013/01/10(木) 22:04:02.51 ID:AK3CxE2n0
――三分後。
地面には、五人の魔法少女が横たわっていた。僅か一ラウンドの時間しか使っていないにも関わらず、全員動く事が出来ない位まで痛めつけられている。
対照的に、大剣を持つ少女は息一つ切れていない。
21:1[saga]
2013/01/10(木) 22:04:52.67 ID:AK3CxE2n0
――翌日。
修学旅行二日目は、各グループによる自由行動になる。
ほむら、さやか、まどか、仁美の四人で、名古屋の街を散策する。
22:1[saga]
2013/01/10(木) 22:06:51.85 ID:AK3CxE2n0
ほむらの思いと裏腹に、東山公園前駅に到着し、皆で目的地に向かう。
しかし、数メートル歩いた時点でほむらとさやかのソウルジェムが反応を見せた。
さやか(……魔女の反応だ!!)
23:1[saga]
2013/01/10(木) 22:07:45.27 ID:AK3CxE2n0
魔女結界の前にたどり着くと、さやかは脇目も振らず結界に入って行く。
ほむら「全く……昨日言った事、全部忘れてるじゃない」
24:1[saga]
2013/01/10(木) 22:09:16.23 ID:AK3CxE2n0
魔女結界の中、さやかは使い魔に向けて剣を構えた。何時でも、攻撃に移れる体制だ。
さやか「ほむら。アンタ、修学旅行中だし、武器持ってきて無いでしょ? 今日はさやかちゃんに全部任せたまえ!!」
25:1[saga]
2013/01/10(木) 22:10:24.57 ID:AK3CxE2n0
光が消え失せると同時に、ほむらの左手には紫に輝く弓矢が召喚されていた。ただ、弓矢と言っても、スコープ等が付き装備の多い。アーチェリーとも言えそうな代物だ。
ほむら「ずっと、武器を生み出す特訓をしてたのよ。そう言っても、まだ完璧では無いけれどね」
26:1[saga]
2013/01/10(木) 22:12:09.04 ID:AK3CxE2n0
二つ目の部屋に入ると、魔法少女が血を流しながら倒れていた。恐らく、地元の魔法少女なのだろう。
さやか「……ちょっと、これ不味いよ!!」
27:1[saga]
2013/01/10(木) 22:15:14.46 ID:AK3CxE2n0
空間の変化が安定すると、結界の主である、魔女が姿を現した。
さやか「よーし……今日という今日はさっさと片付けちゃいますよ!!」
28:1[saga]
2013/01/10(木) 22:16:42.12 ID:AK3CxE2n0
晴れた空が、三人の頭上に広がった。
さやかはグリーフシードを拾い上げて、地元の魔法少女に手渡した。
さやか「はい、どうぞ」
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