過去ログ - ほむら「修学旅行で名古屋に来たわ」
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21:1[saga]
2013/01/10(木) 22:04:52.67 ID:AK3CxE2n0
――翌日。
修学旅行二日目は、各グループによる自由行動になる。
ほむら、さやか、まどか、仁美の四人で、名古屋の街を散策する。
22:1[saga]
2013/01/10(木) 22:06:51.85 ID:AK3CxE2n0
ほむらの思いと裏腹に、東山公園前駅に到着し、皆で目的地に向かう。
しかし、数メートル歩いた時点でほむらとさやかのソウルジェムが反応を見せた。
さやか(……魔女の反応だ!!)
23:1[saga]
2013/01/10(木) 22:07:45.27 ID:AK3CxE2n0
魔女結界の前にたどり着くと、さやかは脇目も振らず結界に入って行く。
ほむら「全く……昨日言った事、全部忘れてるじゃない」
24:1[saga]
2013/01/10(木) 22:09:16.23 ID:AK3CxE2n0
魔女結界の中、さやかは使い魔に向けて剣を構えた。何時でも、攻撃に移れる体制だ。
さやか「ほむら。アンタ、修学旅行中だし、武器持ってきて無いでしょ? 今日はさやかちゃんに全部任せたまえ!!」
25:1[saga]
2013/01/10(木) 22:10:24.57 ID:AK3CxE2n0
光が消え失せると同時に、ほむらの左手には紫に輝く弓矢が召喚されていた。ただ、弓矢と言っても、スコープ等が付き装備の多い。アーチェリーとも言えそうな代物だ。
ほむら「ずっと、武器を生み出す特訓をしてたのよ。そう言っても、まだ完璧では無いけれどね」
26:1[saga]
2013/01/10(木) 22:12:09.04 ID:AK3CxE2n0
二つ目の部屋に入ると、魔法少女が血を流しながら倒れていた。恐らく、地元の魔法少女なのだろう。
さやか「……ちょっと、これ不味いよ!!」
27:1[saga]
2013/01/10(木) 22:15:14.46 ID:AK3CxE2n0
空間の変化が安定すると、結界の主である、魔女が姿を現した。
さやか「よーし……今日という今日はさっさと片付けちゃいますよ!!」
28:1[saga]
2013/01/10(木) 22:16:42.12 ID:AK3CxE2n0
晴れた空が、三人の頭上に広がった。
さやかはグリーフシードを拾い上げて、地元の魔法少女に手渡した。
さやか「はい、どうぞ」
29:1[saga]
2013/01/10(木) 22:18:24.22 ID:AK3CxE2n0
すると、意を決した様に、魔法少女は口を開いた。
魔法少女B「あ……あの、助けてもらってこんな事言うのもおかしいですけど……」
30:1[saga]
2013/01/10(木) 22:21:34.49 ID:AK3CxE2n0
一方、助けられた魔法少女は、人気の無い路地に逃げ込んでいた。
魔法少女B(何で、こんな時に限って助けられるのよ!! 折角……結界の中に逃げたのに!!)
31:1[saga]
2013/01/10(木) 22:25:36.52 ID:AK3CxE2n0
同時に、キコキコとタイヤの回る音が耳に飛び込んだ。
魔法少女B(ま……まさか、あの女まで来てる訳!?)
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