過去ログ - 隅っこで流れて小ネタを書いてみる
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4:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/01/11(金) 00:18:23.98 ID:dLM89QCu0
■■

(『ボクと友達になろう。他の人には秘密だよ』)

なんて、今思い出しても恥ずかしい。台詞だ。
きっとどこぞの妖精に感知されている。

それから、いろいろ話した。
お互いにペンダントを作って贈り合ったりもした。
久しぶりにとても楽しい日々だった。


彼は、強くなった。『勇者』はとても強くなった。

だからもう、終わらせなくては。

今まで、積み重ねられてきたものの為にも。


□□


「ごめんね。君も戦いたかったよね。『勇者』と」

「……」

消えかかっている■■だったモノに話しかける。
勇者と同じだったらよかったけれど、そうそう起こるることじゃないから仕方が無い。

「ボクもかつては『勇者』だったから許してね。
 もっとも『失敗作』だったから直ぐに捨てられちゃったんだけどね」

そして、‘魔王だったモノ’は消えていった。
それと同時にボクに力が入りこんでくる。

「これで、ボクが現『魔王』だ」

――待っているよ。ねぇ、『勇者』



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