過去ログ - エルフ「……そ〜っ」 男「こらっ!」 2
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吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:51:25.70 ID:tOz/sjdO0
エルフ『た、確かにそうかもしれませんけど、私たちは恋人同士なんですから一緒に寝るのはなんにも問題はありません! おじいさんも普通だって言ってました!』
男『い、いや……それは確かに時と場合によるけれど。今は駄目だって。その、さすがに僕もまだ幼児趣味だと周りの人に思われたくないし……』
エルフ『私は別に構いません! だって男さんは私の外見だけを見て私を選んだわけじゃないんですよね? だったら、周りにどう言われようと私は堂々とできますから』
以下略
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:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 22:53:41.40 ID:tOz/sjdO0
エルフの種族というだけあって知識の吸収やその応用が無駄に早い。そのため、ここ最近は度々正論の隙間を探してはそれを突いてくるエルフの対応に男も一苦労していた。
手ごわくなったと思いつつも、それは彼女が成長している証だと考え思わず頬が緩む男。今でも魅力的な少女だというのにこれからさらにエルフが成長し、その魅力に磨きがかかった先にある未来の彼女を想像すると思わず笑みが溢れでる。
ただし、今はまだ可愛らしい姿を隣で晒しながら穏やかに眠っている詰めの甘い少女である。そんな彼女の髪に指を通し、寝た際に絡まった髪を男は手櫛で整えた。柔らかく、サラサラとした髪が流れるように解けていった。
しばらくの間何度もその行為を続けていた男であったが、このままではいつまでもベッドの上から動けないと悟り、とうとう魔の寝床から抜け出した。寝間着から普段着へと着替え、未だ眠りから覚めないエルフを再度見て溜息一つ。このままここで寝かせていても彼としてはいいのであるが、それを自分の諦めと無効に解釈されても困るためエルフの身体を抱きかかえて部屋を後にした。そして、彼女の部屋の戸を開け、部屋の主のいないベッドにそっと下ろし、華奢なその身体に毛布を静かにかけ部屋を出た。
用事も住んだため、二階から一階へと下りた男は一度玄関に足を伸ばしてそのまま外へと出た。空に漂う太陽の位置から大まかに計算するといつもよりは少し遅い起床となったようだった。
以下略
20
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 23:12:57.38 ID:tOz/sjdO0
街人「おう、あんた男だよな」
男「はあ、そうですけど」
街人「さっきこの街を訪れた商人にこの手紙を渡してくれって頼まれたんだ」
以下略
21
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/15(火) 23:13:42.62 ID:tOz/sjdO0
今日はここまでで。続きはまた書けるときに書きます。
22
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/15(火) 23:17:56.80 ID:usXKqCHVo
乙
23
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/16(水) 00:07:03.99 ID:m+g0+SI2o
乙
24
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/16(水) 01:31:19.46 ID:yeVLBUYfo
乙でした
25
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
[sage]
2013/01/16(水) 02:51:53.31 ID:ZW2llSPAO
今更だけど、2スレ目おめ&期待。
思えば、本文以外のレスも多々あったとはいえ
びっぷらじゃ、3スレまで行ってたもんなぁ。
以下略
26
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/17(木) 04:00:27.81 ID:9OKMV3+o0
>>22
、23、24
ありがとうございます。
>>25
ありがとうございます。そうですね、書いている量はこちらのほうが多いはずなんですけれどもねw 前回はよくあれだけ伸びたな〜と思いますよ。
27
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/17(木) 04:02:11.94 ID:9OKMV3+o0
手紙を受け取ってから十日程の月日が流れた。その間、手紙に書かれた内容を吟味し、どのような選択を取るのか判断した男は現在ある森にいた。
男「さすがに、ここ最近は出不精だったせいか体力が落ちてるな」
道険しい森を息を切らしながら歩く男。そんな彼の前を先導するようにこの森に入る前に彼を迎えに来た依頼人はなんでもないように答える。
以下略
28
:
吟遊詩人
[saga]
2013/01/17(木) 04:03:03.81 ID:9OKMV3+o0
男「……ええ。少しの間ですが」
遺跡研究者「それはすごい! では、あなたもエルフと対峙してきたんでしょうね。あなたくらいの年齢だと徴兵ではなく志願兵としてでしょうね。
私は徴兵があったのですが、ちょうどその時に誤って怪我を負ってしまっていて徴兵を逃れたものですから。こうして五体満足のまま昔からの夢であった研究をしていられますよ」
以下略
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