過去ログ - 東方仮面変身祭―――さぁ、ショータイムだ―――
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232: ◆bdznns9h.Moa[saga]
2013/10/07(月) 23:08:54.09 ID:3kIUFPBC0



勇儀に頼まれて灼熱地獄跡へと続く通路を歩く中、パルスィはふと気づく



パルスィ「いや……なんでここに連れて来てるのよ。いつもみたいに地上まで運んで適当に逃がせばいいじゃない」



地底にはさとりしか仮面ライダーはいない。だが、その肝心のさとりには怪人を倒す力はない。ましてや勇儀でさえ怪人を弱らせることは出来ても
倒すことは出来ない。故に二度と来なよう痛めつけて地上に逃がすか、灼熱地獄に捨てるしか地底の者達の対処法は無かった



勇儀「……いや、それはもう出来ないんだよ」

パルスィ「? 何でよ」

勇儀「それが、その……」



勇儀は少しためらって、覚悟を決めたように、口を開いた



勇儀「この前、怪人を逃がすところを天狗に見られちゃったんだよ」

パルスィ「……は?そ、それってマズイんじゃないの!?」

勇儀「いや、私としたことがうっかり見られちゃってさ、見回りをしてた天狗に見つかっちゃったんだよ」

パルスィ「……大丈夫……だったの?」

勇儀「まぁ見つかった時はすごい怒ってたよ。妖怪の山が”あんなこと”になったのは地底の妖怪の仕業だったのか〜なんて誤解されちゃったしね」

勇儀「何とか誤解は解けたんだけど、今回のことを誰にも話さない変わりにに二度と地上に怪人を逃がすなって言われた」

勇儀「まぁ、今の地底の現状を鑑みれば、飲むしかなかったんだよ」

パルスィ「そう……確かにここにはまだ灼熱地獄があるから怪人をどうにかする方法が無いわけじゃないけど……」

パルスィ「勇儀、貴方自分が何をしたのか分かってるの?地底全体の問題を一人で勝手に決めたのよ」

勇儀「分かってるよ。…………けど、さとりはこうなることを予見してたみたいでな―――――――――――



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