過去ログ - 東方仮面変身祭―――さぁ、ショータイムだ―――
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◆bdznns9h.Moa
[saga]
2013/01/19(土) 00:31:29.77 ID:1BKEGnIF0
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ヴィィィィィィィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!
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慧音「はぁああああああああああ!!」
慧音はその狙いすらも読んでいたが
最初に倒したワームと共に戦っていれば慧音は二対一という状況に持ち込めたはず。しかしこのワームはあえて一対一の戦闘を選んだ。慧音の
知っている人物に擬態し、戦闘態勢を解除させ、戦闘という行為そのものを一時的に忘れさせる事で完全に無防備になる状態へと持ち込んだ上で
不意打ちを行い、クロックアップという最大のハンデを活かしながらも、攻撃面は側面や背後が比較的に多く正面への攻撃はほとんど無い
自分が優位に立てる状況を作れるだけ徹底的に作る知的な行動をとっていた。ならば、もう一つのハンデ、擬態能力も使ってくるはずだ
今がまさにその時だと慧音は読んだ
ゆえに慧音は見なかった。目を閉じた。その目には何も映さずデストロイヤーを振りかざしたのだ。それでも、慧音の足は全く迷いが無い
見ているものがいるからだ。共にこの場で、慧音の視界を、慧音自身が見えぬ視界を共有する者が
河城にとりがいるから
G−3には頭部に小型カメラがあり、その映像はリアルタイムで共有する事ができる。なにかあればにとりが教えてくれると信じている
ハンデを有効に使うのはこちらも同じ。今あるもの全てを持って怪人に挑む。それが、今だライダーとしての経験が浅い慧音の紡いできた”歴史”
敵の歴史を読み、自らの歴史を読み、そして現在を
勝利を、作る
がくん
慧音「え?」
体が急に重くなる。足から力が抜けたように、G−3は体勢を大きく崩す
目を開けると、視界は地面で占められていた。何が起こったのか、一瞬、理解できなくて、だけど、一瞬で理解した者がいた
にとり『G−3、バッテリー残量……ゼロ』
にとりは誰よりも早く知らされた現実に絶望し、地面に倒れ伏した慧音は、作り上げたはずだった歴史が消失したのを感じた
擬態妹紅「残念だったな」
顔を上げると立ち上がったワームが見下ろしていた。もう、自分の優位が二度と揺るがないと確信し、嘲笑い、その姿をワームのものに戻し
慧音の目の前が真っ赤に染めた
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